コスモス <
6772> [東証2] が2月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。16年3月期の連結最終損益を従来予想の6700万円の黒字→1億3000万円の赤字(前期は6700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6300万円の黒字→1億3400万円の赤字(前年同期は8400万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期連結業績予想の修正につきましては、中国・アジアなどの新興国経済の減速や為替動向、国内経済の下振れ等のリスクから第4四半期連結会計期間の販売動向が不透明な状況に加え、平成26 年度下期以降獲得した大型受注案件に関わる研究開発費や設備投資費が前倒しで発生していることの影響、さらに第4四半期連結会計期間で発生見込みの構造改革に伴う損失について概算金額で織り込
»続く
んでいることにより、今後の業績への影響を勘案し平成27 年11 月12日に公表しました業績予想を上記のとおり修正いたしました。※上記の業績予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.10-03 |
3,753 |
86 |
84 |
63 |
4.02 |
4.5 |
15/11/12 |
新 15.10-03 |
3,553 |
-34 |
4 |
-134 |
-8.55 |
4.5 |
16/02/08 |
修正率 |
-5.3 |
赤転 |
-95.2 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
今期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 2016.03 |
7,400 |
50 |
100 |
67 |
4.27 |
4.5 |
15/11/12 |
新 2016.03 |
7,200 |
-70 |
20 |
-130 |
-8.29 |
4.5 |
16/02/08 |
修正率 |
-2.7 |
赤転 |
-80.0 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
下期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.10-03 |
3,935 |
182 |
234 |
84 |
5.4 |
4.5 |
15/05/19 |
予 15.10-03 |
3,553 |
-34 |
4 |
-134 |
-8.6 |
4.5 |
16/02/08 |
前年同期比 |
-9.7 |
赤転 |
-98.3 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2014.03 |
7,525 |
501 |
544 |
363 |
23.1 |
4.5 |
14/05/19 |
2015.03 |
7,670 |
178 |
236 |
67 |
4.3 |
4.5 |
15/05/19 |
予 2016.03 |
7,200 |
-70 |
20 |
-130 |
-8.3 |
4.5 |
16/02/08 |
前期比 |
-6.1 |
赤転 |
-91.5 |
赤転 |
赤転 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。