アルプス <
6770> が9月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の235億円→305億円(前年同期は209億円)に29.8%上方修正し、増益率が12.2%増→45.6%増に拡大し、従来の10期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
なお、通期の経常利益は従来予想の545億円(前期は575億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期累計期間は、電子部品事業は為替が想定より円安基調で推移して事業環境が改善し、また、車載市場向け製品及びスマートフォン市場向け製品などが堅調に推移したことにより、前回予想の売上高・利益を上回る見込みとなりました。 車載情報機器事業(アルパイン株式会社(東証1部))については、主に中国経済の減速に伴い売上高が減少する見込みで、利益は製品モデルミッ
»続く
クスによる変動費率の悪化、OEMビジネスの新規受注に伴う開発費の増加等により前回予想を下回る見込みとなりました。 そのため、平成28年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想について、平成27年7月29日に公表した連結業績予想における、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益をそれぞれ修正いたします。 なお、通期連結業績予想については、現時点において下期以降の市場動向を見極めることは困難であるため修正しておりませんが、今後の業績を注視しつつ精査を進め、修正が必要と判断した場合には速やかにお知らせする予定です。(注意事項)上記に記載しました予想数値は、本資料公表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.04-09 |
378,000 |
24,000 |
23,500 |
20,000 |
109.37 |
10 |
15/07/29 |
新 15.04-09 |
394,000 |
31,000 |
30,500 |
25,500 |
139.45 |
10 |
15/09/28 |
修正率 |
+4.2 |
+29.2 |
+29.8 |
+27.5 |
+27.5 |
|
(%) |
今期の業績予想
上期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.04-09 |
353,557 |
19,519 |
20,947 |
12,964 |
72.3 |
5 |
14/10/31 |
予 15.04-09 |
394,000 |
31,000 |
30,500 |
25,500 |
139.4 |
10 |
15/09/28 |
前年同期比 |
+11.4 |
+58.8 |
+45.6 |
+96.7 |
+92.8 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2014.03 |
684,362 |
28,528 |
28,090 |
14,311 |
79.8 |
5 |
14/04/30 |
2015.03 |
748,614 |
53,534 |
57,594 |
34,739 |
193.8 |
15 |
15/04/28 |
予 2016.03 |
767,000 |
54,500 |
54,500 |
41,500 |
215.2 |
20 |
15/07/29 |
前期比 |
+2.5 |
+1.8 |
-5.4 |
+19.5 |
+11.0 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。