株価指数先物【昼】　米株高や円安を手掛かりに買い戻しの動き

　日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の3万3240円（+1.43％）前後で推移。寄り付きは3万3100円とシカゴ日経平均先物清算値（3万3095円）にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の取引開始直後に付けた3万2990円を安値にリバウンド基調が強まり、中盤にかけて一時3万3390円まで上げ幅を広げた。終盤にかけては3万3250円～3万3350円辺りでの推移を継続。

　日経225先物は先週末の米国市場の上昇のほか、為替市場では円相場が1ドル＝141円台半ばと円安に振れて推移しており、買い戻しの動きが優勢となったようだ。ボリンジャーバンドの+1σ（3万3150円）を上回っての推移を継続するなか、+2σが位置する3万3580円辺りが次第に意識されてこよう。

　なお、NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。ただし、75日移動平均線辺りでのレンジ推移を継続しており、NTショートの巻き戻しを狙った動きは取りづらくさせている。

株探ニュース