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東京株式(大引け)=365円高、後場に上げ幅拡大し全面高商状に

 29日の東京株式市場はリスク選好の地合いとなり、日経平均株価は小高く始まったあとも上値を追う展開となった。前場は伸び悩んだが、後場に入ると上げ足が強まり、2万7800円台に歩を進めた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比365円53銭高の2万7883円78銭と大幅高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は13億6674万株、売買代金概算は3兆3011億円。値上がり銘柄数は1734、対して値下がり銘柄数は78、変わらずは23銘柄だった。

 きょうの東京市場は想定以上に強い地合いだった。前日は欧州株市場が全面高だったものの、米国株市場では金利上昇を背景にハイテク株などに売りが出て主要株価指数が揃って下落。これを受けて東京市場でも朝方は気迷いムードのなかでスタートした。しかし、その後は駆け込みでの配当権利取り狙いの買いが入ったほか、後場終盤には配当再投資に絡む先物買いが全体相場を押し上げる格好となった。日経平均寄与度の高い一部の値がさ株の上昇も指数押し上げに寄与。取引時間中に外国為替市場でドル高・円安が進んだことも追い風となった。プライム市場の約95%の銘柄が上昇するという文字通りの全面高商状となっている。また、売買代金も3兆3000億円台と大きく膨らみ、3月17日以来となる高水準だった。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大きく値を上げたほか、ソフトバンクグループ<9984>も商いを伴い大幅高。キーエンス<6861>が買われ、日本製鉄<5401>も堅調。任天堂<7974>、信越化学工業<4063>なども高い。武田薬品工業<4502>が上昇し、NTT<9432>も買いが優勢だった。ピアラ<7044>はストップ高。ブイ・テクノロジー<7717>が急伸、ブレインパッド<3655>、ファイバーゲート<9450>、フジテック<6406>、RPAホールディングス<6572>なども買われた。

 半面、東京エレクトロン<8035>が軟調、日本郵船<9101>、商船三井<9104>なども売りに押された。中部鋼鈑<5461>の下げが目立ったほか、TOKYO BASE<3415>、岡三証券グループ<8609>が安く、楽天グループ<4755>も値を下げた。旭ダイヤモンド工業<6140>も利益確定の売りが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS

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