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ダウ平均は小反発 値ごろ感の買い戻しも弱気な見方は依然根強い=米国株前半

NY株式27日(NY時間12:26)
ダウ平均   32880.55(+63.63 +0.19%)
ナスダック   11477.49(+82.55 +0.71%)
CME日経平均先物 27500(大証終比:+90 +0.33%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反発。序盤は買いが先行し、ダウ平均は370ドル超反発する場面も見られた。ただ、買いが一巡すると戻り売りが強まり、ダウ平均も伸び悩む展開となっている。序盤の買いは特に材料もなく、今年に入って最悪の週となった前週の下げによる値ごろ感の買いが入ったものと思われる。

 しかし、弱気な見方は依然として根強い。「3月は弱気相場の逆風がより強く吹くだろう。新たな企業業績悪化が重荷となり、S&P500は24%も下落し、3000ポイントに達する可能性がある」との指摘も聞かれる。一方、「昨年はバリュー株のパフォーマンスが非常に高かったが、景気回復が鈍化するにつれて、近いうちに逆転する可能性が高い。今後1-2カ月の間に投資家が取るべき行動は、バリュー株とグロース株を完全にアンダーウエイトすることかもしれない」との指摘も出ていた。

 高インフレとFRBへの影響に再び市場の注目が集まり、株式市場は逆金融相場になっている。FF金利予想の急激な変化と米国債の短期ゾーン利回りの急上昇は、株式市場のリスクオフを招いた。市場は高金利が長く続くことを懸念しており、今年1月のラリーは色あせているように見える。

 「1月の上昇は株式市場のボラティリティが永久に追放されたわけではないことを弱気派が皆に思い出させるのに十分過ぎるほどの休日だった。投資家は金利が長期的に上昇することを理解しつつあり、先週発表された予想以上のインフレ指標はそれを裏付けるものだった」との声も聞かれる。

 今週はターゲット<TGT>、コストコ<COST>、ロウズ<LOW>、メーシーズ<M>などの小売大手の決算発表が続く。先週のウォルマート<WMT>、ホーム・デポ<HD>の決算からすると、ネガティブな内容も警戒されているようだ。

アップル<AAPL> 148.04(+1.33 +0.91%)
マイクロソフト<MSFT> 249.96(+0.74 +0.30%)
アマゾン<AMZN> 93.61(+0.11 +0.12%)
アルファベットC<GOOG> 90.06(+0.71 +0.79%)
テスラ<TSLA> 205.19(+8.31 +4.22%)
メタ・プラットフォームズ<META> 169.71(-0.68 -0.40%)
AMD<AMD> 79.07(+0.98 +1.25%)
エヌビディア<NVDA> 235.67(+2.81 +1.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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