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30日の株式相場見通し=売り優勢か、パウエル講演前で様子見ムード

 30日の東京株式市場は、強弱観対立のなかも主力株をはじめ売りに押される地合いが継続し、日経平均株価はフシ目の2万8000円台を割り込む可能性がある。前日の欧米株市場は高安まちまちの展開だったが、米国株市場ではやや利益確定の売り圧力が勝り、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに概ねマイナス圏で推移した。中国のゼロコロナ政策に対する国民の大規模な抗議活動が政局不安につながるとの見方は乏しく、逆にこうした動きを背景に、規制が緩和されるとの思惑が相場にはポジティブに働いている。一方でFRB高官の発言などで金融引き締めが長期化することへの警戒感も拭えない。NYダウは下値抵抗力を発揮して、引け際に戻しわずかながらプラス圏で着地したが上値は重い。きょうの東京市場では、冴えない米国株市場の動きに追随し買いが手控えられる展開となりそうだ。日本時間あす未明に予定されるパウエルFRB議長の講演を目前に、売り買いともにポジションを一方向に傾けにくい状況にあり、全般様子見ムードのなか2万8000円を軸とした比較的狭いゾーンでの値動きが予想される。

 29日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比3ドル07セント高の3万3852ドル53セントと小反発。ナスダック総合株価指数は同65.720ポイント安の1万983.779だった。

 日程面では、きょうは10月の鉱工業生産速報値、10月の自動車輸出実績、10月の建機出荷、10月の住宅着工統計など。海外では11月の中国製造業PMI、中国非製造業PMI、タイ中銀の政策金利発表、インド7~9月期GDP、トルコ7~9月期GDP、11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、11月の独失業率、11月の米ADP全米雇用リポート、7~9月期米実質GDP改定値、11月の米シカゴ購買部協会景気指数、10月の米仮契約住宅販売指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。また、パウエルFRB議長の講演が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年11月30日 08時28分

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