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【市況】18日の株式相場見通し=大幅反発、欧米株全面高受け再びリバウンドへ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、主力株中心に幅広く買いが流入しそうだ。日経平均株価は大きく切り返す展開となり2万7000円台を回復する公算が大きい。前日の欧米株市場が全面高様相となり、この流れに追随することが予想される。米国株市場ではこれまで下値模索の動きを強めていた半導体関連などハイテク株中心に買いが入り主要株価指数が揃って急反発、ナスダック総合株価指数の上昇率は3.4%強に達した。英国ではトラス政権がいったん打ち出した大型減税案をほぼ全て撤回することを発表、これをマーケットは好感する形となった。また、米企業の決算発表が本格化するなか、事前コンセンサスを上回る強い決算内容が相次いだことも投資家心理を強気に傾けている。外国為替市場では一段とドル買い・円売りが進み、1990年8月以来32年2カ月ぶりとなる1ドル=149円台に突入する円安となっている。東京市場ではハイテクや自動車などの輸出セクターや、小売り、ホテル、レジャー、電鉄といったインバウンド関連には追い風材料として意識されそうだ。

 17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比550ドル99セント高の3万185ドル82セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同354.413ポイント高の1万675.801だった。

 日程面では、豪中銀理事会の議事要旨(10月開催分)、10月のZEW独景気予測指数、9月の米鉱工業生産・設備稼働率、10月のNAHB米住宅市場指数など。

出所:MINKABU PRESS

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