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【市況】11時時点の日経平均は大幅に3日続落、ソフトバンクグは堅調推移

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16385.01円(前日比235.28円安)で推移している。25日の米国市場でNYダウは77ドル安となった。為替相場も株安・原油安を嫌気したリスク回避の動きから円高に振れ、日経平均もこうした流れを受けて84円安からスタートした。寄り付き後は日本銀行・金融政策決定会合など重要イベントを控えてポジションを圧縮する流れが強まったほか、1ドル=104円台まで円高が進んだことも嫌気され、一時16344.34円(同275.95円安)まで下落する場面があった。足元では18400円近辺で推移している。

個別では、前日ストップ安となった任天堂<7974>が4%前後の下落で推移している。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が売られているほか、トヨタ自<7203>、JT<2914>、マツダ<7261>などが軟調。東芝<6502>は7%超の下落。傘下の米ウエスチングハウスが提訴されると前日に伝わっている。前日に決算発表したJSR<4185>も8%安と下げ目立つ。また、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」関連とされるCVSベイ<2687>、イマジカロボッ<6879>や、カジノ関連のオーイズミ<6428>が手仕舞い売りに押され東証1部下落率上位に並んでいる。一方、米スプリントの株価上昇を受けてソフトバンクグ<9984>は3%高で推移している。アステラス薬<4503>、日本電産<6594>、大成建<1801>、KDDI<9433>、サイバーエージ<4751>もしっかり。また、ホシデン<6804>、メルコ<6676>、イーレックス<9517>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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