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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):日清粉G、三菱マ、ペプドリ、ツルハHD

日清粉G <日足> 「株探」多機能チャートより
■日清製粉グループ本社 <2002>  1,811円  -76 円 (-4.0%)  本日終値
 日清製粉グループ本社<2002>が大幅反落。SMBC日興証券が投資評価を格下げし、目標株価を大幅に引き下げるとのリポートををリリースしており、売り手掛かり材料視されているようだ。リポートでは、同社が15年5月14日に発表した経営計画の方向性を評価し、投資判断を「1」(アウトパフォーム)としてきたと紹介。ただ、同社は国内事業への依存度が、売上高、営業利益ともに約80%と高く、収益改善施策の大半が国内でのマーケティング費用支出の効率化など、比較的業績予想に反映され易い項目が中心になっていると指摘。同社の収益改善への取り組みは今後も続くと予想するものの、同証券の予想を超えるペースを見込みにくいと解説。投資評価を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げし、目標株価は2290円から1790円へ引き下げている。

■三菱マテリアル <5711>  309円  -11 円 (-3.4%)  本日終値
 三菱マテリアル<5711>が反落。5月31日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」継続、目標株価を380円から310円へ引き下げた。為替前提や販売数量・価格を見直したことで、17年3月期を通期連結営業利益で会社側計画の680億円(前期704億2000万円)に対して従来予想の800億円から730億円へ、18年3月期を910億円から850億円へ引き下げている。

■ペプチドリーム <4587>  6,290円  -220 円 (-3.4%)  本日終値
 みずほ証券のバイオセクターのリポートでは、中長期視点での銘柄選別を進め、投資タイミングを見計らう時期と指摘。バイオセクターの調整局面がどの程度継続するかの判断は難しいものの、ペプチドリーム<4587>やそーせいグループ<4565>などの大型バイオ株の良好なニュースが期待できそうなことから、比較的早く上昇に転じる可能性が高いと解説。当初6月発表予定とされたアキュセラ<4589>の試験結果が5月に発表されたのは想定外だったものの、ネガティブな影響はアキュセラのみに留まってセクター全体にはほとんど波及しなかったことは、投資家のバイオ企業を見る目が成熟してきていることを表していると評価。個別銘柄では、ペプチドリームとそーせいグループの注目スタンスを継続している。

■ツルハホールディングス <3391>  11,140円  -390 円 (-3.4%)  本日終値
 ツルハホールディングス<3391>は急落。同社は北海道と東北を地盤にドラッグストアを展開し、積極的な出店戦略で成長路線を走る。しかし、足もとはやや伸び悩む気配をみせている。31日に発表した5月度(4月16日~5月15日)の月次営業速報では、既存店売上高が前年同月比0.2%減とわずかながら今期に入り初めて前年実績を割り込んだ。また、全店ベースでは同5.9%増と伸びを確保したが、伸び率は今期最低だった。既存店ベースでは客数が同2.4%減と落ち込んだことが大きく影響しており、これがネガティブサプライズを与えた格好だ。

■マツキヨHD <3088>  5,890円  -170 円 (-2.8%)  本日終値
 TIWでは、今週は米雇用統計をはじめとした米国主要統計の発表が予定されているため、その内容によっては一段と円安・日本株上昇が期待できると指摘。消費増税延期により内需関連銘柄、円安により輸出関連銘柄の双方で株価上昇が期待できるとみて、注意点は、米国株式の動向、人民元、米大統領候補者の発言、英国のEU離脱を問う国民投票に関する観測と解説。割安感がある銘柄として、マツモトキヨシホールディングス<3088>、アルプス電気<6770>、村田製作所<6981>、ニフコ<7988>を紹介しています。

■コーセー <4922>  9,700円  -260 円 (-2.6%)  本日終値
 コーセー<4922>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、同社は化粧品事業で最大の強みである「売る力」を保持しており、前第4四半期に行った戦略的広告販促投資の効果が17年3月期以降に結実する可能性が高いと指摘。自己主張力、顧客セグメンテーション、社名ブランドを持たないの3点が売る力の源泉となり、ブランド力向上につながっていると解説。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価は1万5700円から1万3000円に引き下げている。

■千代田化工建設 <6366>  775円  -18 円 (-2.3%)  本日終値
 千代田化工建設<6366>が反落。国内大手証券のリポートでは、決算後の取材を受け海外プロジェクトの円高影響や大型案件の工事進捗が想定よりやや遅いことを考慮し、同証券による業績予想を減額修正。原油価格は底打ち基調にあるが水準が低く、依然としてグローバルプラント案件の投資決定タイミングも遅延傾向と見られると解説。レーティング「ニュートラル」、目標株価800円を継続している。

■住友商事 <8053>  1,112.5円  -25 円 (-2.2%)  本日終値
 住友商事<8053>が6営業日ぶりに反落。SMBC日興証券はリポートで、同社の株価再評価の軸は、(1)Ambatovyニッケルプロジェクトと、(2)実力収益の動向見極めがカギとの見方に変わりないと紹介。(1)は足元キャッシュコスト割れの状況が継続。ニッケル価格の動向に加えて、オペレーターであるSherrittのパートナーリスクを注視したいと指摘。(2)は仕掛り案件のチリ銅Sierra GordaやAmbatovyなどを中心に、市況の大幅上昇が無ければ資源事業の赤字が継続する一方で、鋼管事業の伸び悩み、足元の円高傾向などを背景として、実力収益の積み上がりが鮮明になりづらいトレンドを予想すると解説。同証券の純利益予想を減額し、目標株価を1300円から1150円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。

■ディー・エヌ・エー <2432>  2,181円  -47 円 (-2.1%)  本日終値
 ディーエヌエー<2432>が続落。大和証券は、決算、取材を踏まえ同証券予想の営業利益を、17年3月期:276億円→290億円、18年3月期:330億円→375億円、とそれぞれ引き上げたとのリポートをリリース。国内事業の安定化、スポーツ事業の黒字化が現実的になり、任天堂<7974>関連収益や海外事業、新規事業の拡大にベットしやすい状況が整いつつあるように感じられるとの見解を示している。投資判断は「3」(中立)を継続。目標株価は2100円から2330円へ引き上げている。

■パナソニック <6752>  1,010.5円  -21 円 (-2.0%)  本日終値
 パナソニック<6752>が反落。クレディ・スイス証券では、17年3月期はアプライアンス、住宅関連を中心とする売上増があるものの、固定費増や為替のマイナス影響が足を引っ張ると予想。先行投資の本格的な刈り取りは19年3月期からとみて、株価本格上昇のカタリストは乏しいと解説。「中長期のポテンシャルはあるがしばらく辛抱」との見解で、レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1200円から1100円に引き下げている。

●ストップ高銘柄
 sMedio <3913>  2,655円  +500 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値
 GMO TECH <6026>  2,887円  +500 円 (+21.0%) ストップ高   本日終値
 日ダイナミク <4783>  665円  +100 円 (+17.7%) ストップ高   本日終値
 チエル <3933>  4,785円  +700 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 アキュセラ・インク <4589>  1,190円  -800 円 (-40.2%) ストップ安   本日終値
 エナリス <6079>  553円  -150 円 (-21.3%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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