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【市況】東京株式(前引け)=円安追い風に続伸し1万7000円台が目前

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前週末比150円36銭高の1万6985円20銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9317万株、売買代金概算は7245億7000万円。値上がり銘柄数は1322、対して値下がり銘柄数は485、変わらずは146銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、為替の円安進行を受けて朝方から買いが優勢、日経平均株価は上値指向が鮮明だ。外国為替市場では米早期利上げの思惑からドル買いが進行、一時1ドル=111円台に入るなど約1カ月ぶりの円安水準に振れており、これが主力株を中心に株高ムードを後押ししている。前場はほぼ高値圏で着地し、1万7000円大台回復が目前となっている。

 個別では、円安を追い風にトヨタ自動車<7203>や富士重工業<7270>など自動車が買われ、村田製作所<6981>も大幅高。アインホールディングス<9627>が値を飛ばし、デイ・シイ<5234>、太平洋セメント<5233>など建設資材関連も買われた。KLab<3656>も高い。半面、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、日本アジア投資<8518>が利益確定売りに押され、SBIホールディングス<8473>、日立金属<5486>なども安い。日東電工<6988>なども冴えない。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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