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【通貨】明日の為替相場見通し=イエレン議長の講演待ちで様子見も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、依然110円台を中心とする一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=109円80~110円80銭。

 この日は、午前中に109円40銭前後まで下落後、夕方の欧州時間に入り110円台まで値を上げたが、全般相場は110円ラインを中心とした幅の広いレンジ相場が続いている。110円50銭近辺の上値抵抗線を抜くには新たな材料が必要であり、27日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演で6月利上げが示唆されるかが市場の関心を集めている。6月利上げが見えてくれば、111円台を意識する展開も見込めるが、それまでは様子見が続きそうだ。今晩はセントルイス連銀のブラード総裁の講演などが予定されているほか、原油価格動向などが相場を左右しそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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