【通貨】明日の為替相場見通し＝１１１円台の一進一退も

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、１１１円台での一進一退が続く可能性が高そうだ。予想レンジは１ドル＝１１０円８０～１１１円９０銭。

　先週末に日銀の追加緩和期待から一時１１１円８０銭に乗せる大幅なドル高・円安が進行。この日は、やや様子見姿勢も強まり１１１円台前半に軟化した。２６日から２７日にかけての米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）と２７日から２８日の日銀金融政策決定会合を控え、市場には様子見姿勢も強まっている。特に、日銀会合では追加緩和期待が強いが、当面は結果待ちで積極的な売買は控えられよう。今晩のＮＹダウの動向などに為替相場は左右されそうだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）