【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄　高松グループ、フジシール、大井電気　(20日大引け後 発表分)

　20日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　高松グループ <1762> 　　★前期経常を33％上方修正、配当も2円増額
　◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の76億円→101億円に32.9％上方修正。増益率が5.4％増→40.0％増に拡大する見通しとなった。手持ち工事が順調に進み、売上が計画を上回ったことが寄与。選別受注の徹底や業務効率化による工事採算の改善も利益を大きく押し上げた。
　　業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の32円→34円(前の期は27円)に増額修正した。

　大井電気 <6822> [ＪＱ]　　★前期経常を35％上方修正
　◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→23億円に35.3％上方修正。増益率が3.3倍→4.5倍に拡大する見通しとなった。前期業績の上方修正は2月に続き、2回目。電力自由化を控え、スマートメーター関連機器の販売が好調に推移する中、原価低減効果が想定以上に寄与し、採算が大きく改善した。

　フジシール <7864> 　　★前期最終を80％上方修正
　◆16年3月期の連結最終利益を従来予想の20億円→36億円に80.0％上方修正。減益率が55.4％減→19.8％減に縮小する見通しとなった。ポーランド子会社で起きた火災事故に対する保険金31.4億円を計上したことが主因。

株探ニュース