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【通貨】明日の為替相場見通し=原油相場上昇でドル高試す展開

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、原油相場の状況に左右される展開が見込まれるほか、米小売売上高の結果も注視されそうだ。予想レンジは1ドル=108円50~110円00銭。

 この日は、前日のニューヨーク市場で原油相場が上昇しリスクオン姿勢が高まった流れを引き継ぎ、東京市場でもドル高・円安が強まった。日経平均株価が急上昇したことも追い風となり、午後3時過ぎに109円台を回復。欧州時間に入り一段と上値を探る展開となっている。

 WTI原油先物価格は12日に42ドル台に乗せ、約4カ月半ぶりの水準に上昇。17日の産油国会議を前に原油価格は上昇基調にあり、今晩のニューヨーク市場でも原油高が続けば、ドル円相場は一段の上値も見込める。また、注目の米3月小売売上高も発表される。市場では前月比0.1%増が予想されているが、コンセンサスを上回れば6月利上げの観測も浮上し、ドル買いを強める可能性がある。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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