【市況】明日の株式相場見通し=買い戻しの勢い継続、半値戻し達成で期待感も
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「13日の日経平均終値1万6381円は、ちょうど3月14日の取引時間中高値(1万7291円)から4月8日の同安値(1万5471円)までの下落幅(1820円)の半値戻し(910円)に相当する。また、この1万6381円は一目均衡表の基準線にもあたっており、今後強調展開が持続すれば上昇が加速する可能性もある」との見方が出ていた。
13日の東京株式市場は、買い優勢で始まり継続的に買いが流入。日経平均株価は大幅続伸となり、終値は前日比452円43銭高の1万6381円22銭。ただ、東証1部の売買代金は、2兆3482億円にとどまった。外国為替市場で一時、円相場が1ドル=109円ちょうど近辺まで下落するなど、円安・ドル高が進行したのを買い手掛かりとして、輸出関連の銘柄を中心に全面高商状となった。
日程面では、3月の首都圏マンション発売に注目。海外では、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(~15日・ワシントン)、米3月の消費者物価、プーチン・ロシア大統領がテレビで国民対話が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年04月13日 17時40分