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2016年02月05日15時38分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ファミリーM、住友鉱、テルモ、ニコン

■エフピコ <7947>  4,835円  +320 円 (+7.1%)  本日終値
 エフピコ<7947>が続騰。4日の午後1時30分に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算では売上高1314億6900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益111億6800万円(同47.1%増)、純利益は79億9900万円(同48.2%増)と大幅な増益を達成しており、これを引き続き好感している。マルチFP容器やマルチソリッド容器などのオリジナル製品やエコトレーなどのリサイクル原料容器が好調に推移、原材料価格の下落やでコスト改善への取り組みも利益増に寄与している。通期業績は売上高1710億円(前期比3.7%増)、営業利益129億円(同40.4%増)、最終利益85億円(同34.3%増)と従来見通しを据え置いた。

■DAC <4281>  665円  +43 円 (+6.9%)  本日終値
 4日、DAC <4281> [JQ]が16年3月期の連結経常利益を従来予想の35.5億円→44億円に23.9%上方修正。増益率が41.0%増→74.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年8月に続き、2回目。スマートフォン向け動画広告などの販売が伸び、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。

■ファミリーマート <8028>  5,910円  +360 円 (+6.5%)  本日終値
 ファミリーマート<8028>が急騰。伊藤忠商事<8001>は4日、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが統合して発足する新会社の議決権割合の3分の1超を確保するため、ファミリーマート株640万株を8月末までの期間内に市場で買い付けると発表、これが株価を強く刺激する格好となった。

■住友ベークライト <4203>  479円  +29 円 (+6.4%)  本日終値
 住友ベークライト<4203>が急伸。同社はきょう午後1時に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は84億7300万円(前年同期比10.0%増)となり、通期計画110億円に対する進捗率は77.0%に達した。売上高は1569億4700万円(同2.5%増)で着地。14年6月に買収した米ヴォーペル社およびその関係会社の業績が加わったことや、円安や原料安の効果などが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■住友金属鉱山 <5713>  1,271.5円  +69 円 (+5.7%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>は急伸。同社は今日の午後1時30分に、16年3月期連結業績予想の下方修正を発表した。経常損益は従来予想の850億円の黒字から40億円の赤字(前期は1742億2600万円の黒字)へ、純利益は680億円から50億円(前期比94.5%減)へ引き下げられた。非鉄金属の主要な消費国である中国の景気悪化懸念などから、金属価格が前回業績予想公表時に比べ大幅に下落しており、当面は足元の厳しい状況が継続すると見込んでいる。このほか、第3四半期連結会計期間にシエラゴルダ鉱山社において減損損失が計上されたことによる持分法による投資損失を計上したことに加え、金属価格を見直した結果、下方修正となった。

■テルモ <4543>  4,000円  +215 円 (+5.7%)  本日終値
 4日、テルモ <4543> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.86%にあたる1450万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月5日から3月31日まで。同時に、16年3月期の連結経常利益を従来予想の730億円→750億円に2.7%上方修正すると発表。従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。利益率が高いカテーテル製品の売上構成比率の上昇に加え、原価低減や販管費の抑制が寄与する。

■住友精化 <4008>  636円  +31 円 (+5.1%)  本日終値
 住友精化<4008>が4日ぶり反発。同社が4日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算では売上高が662億8600万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は60億9700万円(同6.0%増)、最終利益は39億1000万円(同20.7%減)だった。売上高および最終損益は前年同期比で減少したが、本業の儲けを示す営業利益は増益を確保した。通期営業利益予想80億円(同10.3%増)に対しても進捗率は75%強で達成可能との見方が買い安心感につながっている。PER8倍台、PBR0.8倍台は株価指標面でも割安感が強い。

■ニコン <7731>  1,821円  +80 円 (+4.6%)  本日終値
 ニコン<7731>が4日ぶりに反発。野村証券では、映像事業の収益性改善が想定を上回り、17年3月期はフラグシップ機とミラーレス機の業績寄与が期待できると指摘。16年のFPD露光装置市場は前年比4割を上回る拡大が予想されるとして、半導体露光装置は大口顧客の投資回復などで大幅増収が期待できると解説。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を1567円から2017円に引き上げている。

■東鉄工業 <1835>  3,015円  +109 円 (+3.8%)  本日終値
 東鉄工業<1835>は大幅高。同社は5日午後1時、16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算を発表。売上高は773億9000万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は81億5300万円(同82.4%増)、最終利益は54億6600万円(同65.1%増)と大幅増収増益を達成した。主力のJR東日本<9020>向けに受注が高水準に伸びており、利益率の改善も寄与している。これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。16年3月期通期業績予想は従来見通しを据え置いているが営業利益101億円(同9.7%増)予想に対する、第3四半期時点の進捗率は80%強に達している。

■日清オイリオグループ <2602>  496円  +17 円 (+3.6%)  本日終値
 4日、日清オイリオ <2602> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比42.5%増の61.8億円に拡大して着地したことが買い材料。円安による原材料費の増加をコスト削減や海外油脂・加工油脂事業の増益で吸収。化粧品原料の販売が伸びたことも寄与した。通期計画の70億円に対する進捗率は88.3%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

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