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2016年02月05日15時41分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):JX、テクノプロH、JT、小野薬

■JXホールディングス <5020>  484.2円  +16.1 円 (+3.4%)  本日終値
 JXホールディングス<5020>が3日続伸。大和証券は4日、同社株の投資判断を「4(アンダーパフォーム)」から「3(中立)」に引き上げた。目標株価は1700円から1800円に見直している。15年10~12月期は現物・デリバティブともに取引が低迷したが、年明け以降はボラティリティの高まりとともに市場取引量は大幅に拡大。さらに「日銀によるマイナス金利の導入を受けて取引量が拡大すれば、さらなる業績の押し上げ要因として期待できよう」としている。16年3月期の連結営業利益は前期比28%増の685億円と同証券の従来予想660億円を引き上げた。会社予想(565億円)からの大幅な増額修正を見込んでいる。

■福島工業 <6420>  2,447円  +75 円 (+3.2%)  本日終値
 福島工業<6420>が反発。同社は4日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算を発表。売上高は518億2100万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は58億3100万円(同19.3%増)、純利益は39億5600万円(同26.1%増)と2ケタ増益を達成、これを好感している。汎用業務用冷凍冷蔵庫やチップアイス製氷機が好調に推移、大量調理を行う病院・老健施設や食品工場向けに調理後の食品を急速冷却するブラストチラーも伸びている。通期業績は売上高660億3600万円(前期比2.2%増)、営業利益68億8500万円(同4.5%増)、純利益43億9300万円(同1.4%増)と従来見通しを据え置いた。

■ジェイエイシ <2124>  1,052円  +26 円 (+2.5%)  本日終値
 JAC Recruitment<2124>が反発。企業の求人需要が旺盛な中で昨年12月の有効求人倍率は1.27倍と1991年12月以来24年ぶりの高水準に達した。そのなか、同社は海外関連求人において高額帯の案件で強みを持ち、収益に反映させている。現在、コンサルタント数はやや伸び悩んでいるものの「転職市場が活況を呈しており、人材紹介サービス事業が好調で全体業績を牽引している」(国内証券)という。

■テクノプロH <6028>  3,190円  +50 円 (+1.6%)  本日終値
 テクノプロ・ホールディングス<6028>が4日ぶり反発。同社は技術者の派遣サービスを展開する。改正労働者派遣法に伴い企業の派遣ニーズが一段と高まる方向にあるが、特に販売好調な自動車やIT業界からの技術者に対する引き合いが旺盛で、同社はその流れをとらえている。市場関係者の間では「(同社は)技術者からの紹介など求人媒体に頼らない採用が増えていることに加え、人材採用の強化で技術者の増加も加速、高稼働率で業績拡大の土壌が整ってきた」(国内中堅証券)と収益環境の好循環が指摘されている。16年6月期営業利益は前期比11%増の81億円を見込む。

■JT <2914>  4,682円  +72 円 (+1.6%)  本日終値
 JT<2914>が4日ぶりに反発。同社は4日に15年12月期決算を発表し連結営業利益は5652億円と実質1%減だった。ロシア市場に強い同社はルーブル安が響き海外事業の落ち込みが目立った。この決算に対して、ゴールドマン・サックスは「ほぼ想定通り」として投資判断は「中立」を継続した。特に、16年12月期の配当予想は128円(前期比10円増)と同証券予想(120円)を上回ったことを評価。また、同日発表の経営計画で配当成長率の目標を設定したことなども前向きにみている。

■小野薬品工業 <4528>  19,985円  +295 円 (+1.5%)  本日終値
 小野薬品工業<4528>が小幅ながら反発。同社が創薬し米ブリストルマイヤーズと共同開発した免疫活用型のがん治療薬「オプジーボ」の拡販が国内外で進んでいる。ピーク時売り上げは1兆円レベルに達するとの試算もあり、業界での注目度が高い。

■JVCケンウッド <6632>  297円  +1 円 (+0.3%)  本日終値
 JVCケンウッド<6632>が小幅続伸。野村証券では、先行開発費増加や為替変動の影響などから短期業績は落ち込むものの、成長牽引事業として位置付けたオートモーティブ分野を中核とする成長戦略は着実に前進していると指摘。課題とされていた北米無線事業の改善についての見通しも立ちつつあると見ているものの、現状の株価は概ね適正水準と解説。レーティング「ニュートラル」と目標株価310円を継続している。

■マクドナルド <2702>  2,513円  +2 円 (+0.1%)  本日終値
 日本マクドナルドホールディングス<2702>がしっかり。4日の取引終了後に発表した1月の月次動向で、既存店売上高が前年同月比35.0%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。新メニューが加わった「おてごろマック」が好調だったことに加えて、期間限定商品として発売した「マックチョコポテト」が好評を博した。客数は同17.4%増と13年4月以来33カ月ぶりに前年実績を上回ったほか、客単価も同15.0%増となり、売り上げを押し上げた。なお、全店売上高は同30.9%増だった。

■デンカ <4061>  434円  -64 円 (-12.9%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 デンカ<4061>が急落。同社はきょう午前11時に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結経常利益が217億3000万円(前年同期比18.3%増)になったと発表。ただ、10~12月期でみると82億300万円(前年同期比8.5%減)となっていることが嫌気されているようだ。売上高は4~12月の累計で2774億5900万円(同3.9%減)、10~12月は948億3200万円(同7.0%減)となった。利益面では販管費の増加が影響した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■錢高組 <1811>  469円  -64 円 (-12.0%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 銭高組<1811>が急反落。4日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を1222億円から1138億円(前期比0.5%増)へ下方修正した一方、営業利益を17億5000万円から34億9000万円(同51.7%増)へ上方修正したが、営業利益で40億円前後を見込む市場予想に届かないことから、失望感が強まっているようだ。工事の進捗が想定を下回ったことで売上高は減額したが、工事の採算は改善しており、これが利益を押し上げたという。また、利益の上方修正に伴い、従来未定としていた期末一括配当についても3円(前期無配)とし、10年3月期以来6期ぶりに復配するとあわせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高871億7700万円(前年同期比18.4%増)、営業利益32億8400万円(同24.3倍)だった。

●ストップ高銘柄
 ぷらっとホーム <6836>  2,036円  +400 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値
 ジェイテック <2479>  408円  +80 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
 MRT <6034>  1,692円  +300 円 (+21.6%) ストップ高   本日終値
 守谷商会 <1798>  318円  0 円 (0.0%) ストップ高   本日終値
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 サイバーコム <3852>  955円  -300 円 (-23.9%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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