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2016年01月14日16時14分

【市況】【↓】日経平均 大引け|一時1万7000円割れ、米株安・円高で大幅反落 (1月14日)


日経平均株価
始値  17384.93
高値  17393.83(09:01)
安値  16944.41(13:37)
大引け 17240.95(前日比 -474.68 、 -2.68% )

売買高  26億0001万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8562億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅反落、一時771円安・1万7000円割れに
 2.米株安、円高、原油供給過剰が警戒され、リスク回避の売り
 3.機械受注額の3ヵ月ぶり減少も投資家心理を悪化
 4.東証1部の92%の銘柄、東証33業種全てが下落
 5.昨年9月安値1万6901円割れは辛うじて回避


■東京市場概況

 前日の米国市場では、石油在庫統計を受けて原油の供給過剰が警戒され、ダウは364ドル安と3日ぶりに大幅反落した。

 東京市場では、日経平均は474円安と大幅反落。大発会からの下げ幅は1792円に達した。

 米株安や1ドル=117円台への円高進行、原油下落懸念とそれに伴う新興国不安など外部環境の悪化を背景に、リスク回避の売りが広がった。朝方、発表された11月の機械受注額が前月比14%減と3ヵ月ぶりに減少し、市場予想を下振れたことも投資家の警戒心を高めた。

 国際石開帝石 <1605> やJX <5020> 、伊藤忠 <8001> 、住友鉱 <5713> など資源エネルギー関連株が売られたほか、円高による収益悪化が警戒されてブリヂストン <5108> やタダノ <6395> 、村田製 <6981> 、新日鉄住金 <5401> 、トヨタ <7203> といった輸出関連株が安い。また、エーザイ <4523> や第一生命 <8750> 、キユーピー <2809> 、三菱UFJ <8306> 、野村 <8604> といった内需関連株にも売りが広がり、東証1部の92%の銘柄が下げる全面安商状となった。

 日経平均は先物主導で下げ幅を一時771円に広げ、9月29日以来、およそ3ヵ月半ぶりに1万7000円を割り込む場面もあったが、終盤にかけて値頃感から買い戻しが入り、下げ幅をやや縮小。長い下ヒゲは付けたものの、市場関係者が注目していた昨年9月安値1万6901円割れは辛うじて回避(一時42円まで接近)した。ただ、もう一つの節目である24ヵ月移動平均線(1万7511円)を再び下回ってきており、2012年からの上昇トレンドの終焉を懸念する声も市場では聞かれた。

 日経平均採用で上昇したのは4銘柄のみ。指数への寄与度の大きさで並べるとTDK <6762> 、ニコン <7731> 、SUMCO <3436> 、住友大阪 <5232> の順となる。ただし、4銘柄の指数押し上げ効果は合計で約7円と限定的だった。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、KDDI <9433> 、エーザイ <4523> 。押し下げ効果は約125円。うち41円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)空運業、(2)繊維製品、(3)海運業、(4)不動産業、(5)証券商品先物。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉱業、(2)卸売業、(3)医薬品、(4)機械、(5)水産・農林業。

■個別材料株

△ベステラ <1433> [東証M]
 今期は初配当90円を実施。
△いちごHD <2337>
 今期経常を82%増益に6%上方修正。
△ボヤージュ <3688>
 フィンテック領域の研究開発を行う「FinTech Lab」を新設。
△ビックカメラ <3048>
 9-11月(1Q)経常は70%増益で着地。
△ありがとうS <3177> [JQ]
 3-11月(3Q累計)経常は41%増益。
△薬王堂 <3385>
 今期経常最高益予想を8%上乗せ、配当も7円増額。
△GMO-PG <3769>
 ゴールドマンS証が「買い」でカバレッジを開始。
△ネオジャパン <3921> [東証M]
 1→3の株式分割を実施。
△ベスト電 <8175>
 今期経常を9%上方修正。

▲パソナG <2168>
 上期経常は一転13%減益で下振れ着地。
▲住友商 <8053>
 海外ニッケル開発プロジェクトで減損計上。
▲ニプロ <8086>
 250億円のユーロ円建てCBを発行。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アクリティブ <8423> 、(2)キムラタン <8107> 、(3)ボヤージュ <3688> 、(4)GMO-PG <3769> 、(5)ベスト電 <8175> 、(6)いちごHD <2337> 、(7)芙蓉リース <8424> 、(8)東祥 <8920> 、(9)薬王堂 <3385> 、(10)フォーバル <8275> 。

 値下がり率上位10傑は(1)ナガワ <9663> 、(2)サイゼリヤ <7581> 、(3)マルカキカイ <7594> 、(4)パソナG <2168> 、(5)Dダイニング <3073> 、(6)リニカル <2183> 、(7)小野薬 <4528> 、(8)星光PMC <4963> 、(9)ニプロ <8086> 、(10)スズケン <9987> 。


【大引け】

 日経平均は前日比474.68円(2.68%)安の1万7240.95円。TOPIXは前日比35.54(2.46%)安の1406.55。出来高は概算で26億0001万株。値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は1795となった。日経ジャスダック平均は2512.80円(47.70円安)。

[2016年1月14日]

株探ニュース

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