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2015年12月09日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アサツーDK、積水化、クレセゾン、クックパッド

■アサツー ディ・ケイ <9747>  3,230円  +170 円 (+5.6%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 8日、アサツーDK <9747> が従来未定としていた15年12月期の期末配当は238円(前期は561円)実施する方針としたことが買い材料。自社株取得を含む目標総還元性向50%を踏まえ、普通配当23円を実施する。これに、資本効率化で創出した資本余剰金による特別配当215円を上積みする。前日終値ベースの期末配当利回りが7.78%となり、配当権利日が間近なだけに配当狙いの買いが向かった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.95%にあたる40万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。

■積水化学工業 <4204>  1,569円  +75 円 (+5.0%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 積水化学工業<4204>が反発。同社は8日、自動車のフロントガラス全面に文字や図を表示可能な合わせガラス用中間膜(自発光中間膜)の基礎技術を確立し、12月10日から東京ビッグサイトで開催される展示会「エコプロダクツ2015」にデモ機を展示することを発表した。自発光中間膜には、発光材料が含まれており、車内に設置するプロジェクターから特殊なレーザー光を照射すると、照射された部分が発光し、文字や画像を表示する仕組み。近年、自動車走行時の安全性向上や、車室内のIT化に対応するため、速度や車線に関する情報をフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレー(HUD)システムを採用する車種が増加している。同社では18年の上市を目指し、自発光中間膜のさらなる開発を進めていく。

■酉島製作所 <6363>  1,048円  +42 円 (+4.2%)  本日終値
 酉島製作所<6363>が反発し年初来高値を更新。岩井コスモ証券は8日、同社株の目標株価を930円から1130円に見直した。投資判断の「B+」は継続した。16年3月期第2四半期(4~9月)累計の営業損益は6億5200万円の赤字だったが、ポンプの設計標準化などの成果で「収益性は着実に改善している」と指摘。16年3月期の営業利益は会社予想10億円に対し12億円(前期比3倍)への増額修正を予想している。また17年3月期は21億円と連続増益を見込んでいる。

■沖縄電力 <9511>  3,035円  +120 円 (+4.1%)  本日終値
 沖縄電力<9511>が大幅反発。8日に各メディアで、沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長が8日に、米軍普天間飛行場の跡地利用の一環としてディズニーリゾートの施設を誘致するため、優遇措置を含めた政府の支援を要請、政府が支援を約束したなどと伝えらており、実現すれば沖縄電力の収益拡大につながるのではないかとの見方が出ているようだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、沖縄電力に関するリポートをリリース。算出基準期の変更で、目標株価を2580円から2620円へ引き上げ、レーティングは「ニュートラル」 を継続している。引き続き、燃料費の構成悪化(減益要因)が見込まれる点が懸念材料と指摘している。ただ、16年4月に電力の小売全面自由化が予定されているものの、人口密度の高い三大都市圏に新規参入者が多くなる可能性があるとみて、同社への影響は相対的に小さいとの見解を示している。

■クレディセゾン <8253>  2,394円  +74 円 (+3.2%)  本日終値
 クレディセゾン<8253>はしっかり。8日取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。自己株を除く発行済み株式数11.41%相当の2100万株、487億2000万円を上限に9日朝の立会外取引で取得する方針。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とする狙い。筆頭株主の、みずほ銀行が保有する2009万株強の株式売却の受け皿としての自社株買い実施となる。持ち合い株売却による株式需給関係の悪化が見込まれず、株価にはプラスに働いている。

■クックパッド <2193>  2,755円  +77 円 (+2.9%)  本日終値
 クックパッド<2193>が4日続伸。8日付で岡三証券がレーティング「中立」継続ながら今15年12月期通期業績を連結営業利益で従来予想の58億3000万円(前期実績26億7900万円)から59億円へ、来期予想を71億円から77億7000万円へ引き上げた。会員事業は、「dグルメ」との競合の影響も軽微とみられ、当面順調な拡大が続くと予想している。

■ルネサス <6723>  860円  +20 円 (+2.4%)  本日終値
 ルネサスエレクトロニクス<6723>が急動意。同社はきょう、自動運転時代のリアルタイム画像処理を可能にする内蔵SRAMを開発したと発表。これが材料視されているようだ。新たに開発した内蔵SRAMは、今後プロセスの微細化が進むにつれて困難になると予想される速度と安定動作の両立や省電力化、小面積化を実現。将来の先進運転支援システムや自動運転に求められるリアルタイム画像処理の性能向上に大きく貢献すると期待されている。

■北海道電力 <9509>  1,108円  +18 円 (+1.7%)  本日終値
 北海道電力<9509>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、原子力規制委員会における泊原発3号機の安全審査の進捗が注目点とみて、原発の再稼働タイミングは、泊原発3号機が2016年7月、泊原発2号機が2016年9月、泊原発1号機が2016年11月と予想。2016年4月に電力の小売全面自由化が予定されている事を受け、人口密度の高い三大都市圏に新規参入者が多くなる可能性があり、同社の電力販売地域の販売競争への影響は相対的に小さいと想定。泊原発の再稼働による原子力利用率の上昇に期待して、レーティング「オーバーウエイト」を継続。目標株価は1460円から1850円まで引き上げている。

■青山商事 <8219>  4,760円  +65 円 (+1.4%)  本日終値
 8日、青山商 <8219> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.90%にあたる50万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月10日から12月22日まで。

■オリエンタルランド <4661>  7,138円  +85 円 (+1.2%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が反発。8日、菅義偉官房長官と沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長が会談し、佐喜真市長がディズニーリゾートの誘致への協力を求め、菅官房長官がこれに応じてオリエンタルランドの加賀見俊夫会長に協力を求めたことが明らかになっており、実現すればOLCの業容拡大につながるとの見方が強まっているようだ。

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