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【市況】【市場反応】米10-12月GDP速報値/雇用コスト指数、ドル下落


外為市場では米10-12月GDP速報値が予想を下振れたためドル売りが優勢となった。
一方、消費が予想を上振れたためドルの下値は限定的だった。ドル・円は117円85銭
から117円51銭へ下落。ユーロ・ドルは1.1292ドルから1.1339ドルへ上昇した。

米商務省が発表した10-12月GDP速報値は前期比年率+2.6%と、市場予想の+3.0%を下
回り7-9月期+5.0%から伸びが鈍化した。一方、10-12月個人消費速報値は前期比年
率+4.3%と、市場予想+4.0%を上回り7-9月期+3.2%から伸びが拡大、2006年1-3月期
以降ほぼ9年ぶりの大幅な伸びとなった。

注目の米・10-12月期雇用コスト指数(ECI)は前期比+0.6%と7-9月期の+0.7%から
伸びが鈍化したものの予想と一致した。

【経済指標】
・米・10-12月GDP速報値:前期比年率+2.6%(予想:+3.0%、7-9月期:+5.0%)
・米・10-12月個人消費速報値:前期比年率+4.3%(予想:+4.0%、7-9月期:
+3.2%)
・米・10-12月期雇用コスト指数:前期比+0.6%(予想:+0.6%、7-9月期:+0.7%)

《KK》

 提供:フィスコ

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