銘柄ニュース

戻る
 

FOMC予測にも注目すべきか


 市場関係者のほぼ全員が今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利上げが決定されると考えているが、2019年以降の金利見通しについては見方が分かれている。トランプ大統領は追加利上げに反対の立場だが、米国の著名投資家なども追加利上げを見送るべきとの意見を述べているようだ。(米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者など)

 18-19日の米FOMC会合で利上げ見送りが決定した場合、ドルは急落する可能性があるが、2019年も利上げが行われる可能性が示された場合、リスク回避的なドル売りはすみやかに縮小するとみられる。なお、FOMCの声明文から、「さらなる緩やかなフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジの引き上げ」との文言が削除された場合、株高となる可能性があるが、FOMCの金利・経済予測で物価や経済成長の見通しが下方修正された場合、株安・債券高となる可能性があり、ドルについてはリスク回避的なドル売りが強まるとの見方が多いようだ。
《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均