日銀追加緩和見送り、今後の展開は?
金融政策「現状維持」への評価
2016年03月15日
15日の日銀金融政策決定会合では、金融政策は「現状維持」が決定された。一部で根強く出ていたサプライズ緩和は結局、見送られたが、今後に対しては依然、追加緩和を実施するとの観測は根強い。市場関係者は、日銀の政策動向をどう評価し、次回の緩和はいつ行われるとみているのか。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏とアムンディ・ジャパンのチーフエコノミスト、吉野晶雄氏に今後の見通しを聞いた。
【今週の直撃Question】
追加緩和が見送られた理由は?
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時期尚早、ドラギ発言も影響
前回の金融政策決定会合でマイナス金利導入を決めたが、実施されたのは2月16日からで、1カ月弱の期間では政策効果を確認する段階にはない。したがって ・・・
松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏
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マイナス金利の影響の見定め必要!
緩和の時期と方法は?
当面の株式・為替相場は?
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3月末1万7000円台半ばが視野に!
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円高リスクみる必要、新年度弱含みも?
ドル円相場は、米国の目先利上げなしを織り込んでいる。ただ、ユーロはショート(売り)が貯まっている状況にあり、買い戻しによる ・・・
アムンディ・ジャパン チーフエコノミスト 吉野晶雄氏
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