商船三井 <
9104> が活況裏に大幅反発。欧州の金融緩和観測から21日のバルチック海運指数が117ポイント高の1090と大幅に3日続伸したことが買い材料視されている。同指数は9月9日には1197と半年ぶり高値水準を付けたものの世界景気懸念から10月に入り下げに転じ16日には930まで沈み、前週末17日から上げに転じた。
郵船 <
9101> は大幅反発し、川崎汽 <
9107> が変わらずを2日挟み大幅続伸となるなど海運各社株はそろって反発。業種別株価指数は全33業種揃って上昇しているが、後場後半の海運は断然トップでの推移となっている。
(執筆者:熱田和雄ストック・データバンク)