三菱UFJなど銀行株が軟調、米長期金利の不可解な水準低下で金融セクターに気迷い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが総じて軟調な展開。ここ全体相場の上昇に合わせ戻り足をみせていたが、きょうは全体地合いが軟化するなか利益確定の動きに押されている。
前日の米国株市場ではJPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>など大手金融株に値を下げるものが目立った。FRBによる金融引き締め強化の動きとは裏腹に、米長期金利は上昇しにくい状況が続いている。前日の10年債利回りは終値ベースで2.75%台まで低下、金融セクターにとっては不可解な長期金利低下で運用環境の改善期待が後退している。東京市場でも足もとこれに追随する形でメガバンクなど銀行株に対する売りが目立つ状況となっている。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場ではJPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>など大手金融株に値を下げるものが目立った。FRBによる金融引き締め強化の動きとは裏腹に、米長期金利は上昇しにくい状況が続いている。前日の10年債利回りは終値ベースで2.75%台まで低下、金融セクターにとっては不可解な長期金利低下で運用環境の改善期待が後退している。東京市場でも足もとこれに追随する形でメガバンクなど銀行株に対する売りが目立つ状況となっている。
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