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ダウ平均は反落 米が半導体の対中輸出制限を検討 フォーラムは無難に通過=米国株前半

NY株式28日(NY時間13:15)
ダウ平均   33793.26(-133.48 -0.39%)
ナスダック   13549.94(-5.73 -0.04%)
CME日経平均先物 33275(大証終比:+135 +0.41%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落し、ナスダックは横ばいで推移している。取引開始前にバイデン政権がAI関連半導体の中国への輸出にさらなる制限を検討と報じられ、エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>を始めとしたIT・ハイテク株は売りが先行した。

 エヌビディアやAMDなどはビジネスチャンスが失われる可能性に加え、半導体輸出の拡大は中国の報復に拍車をかける可能性がある。中国政府はすでに、サイバーセキュリティへの懸念を理由にマイクロン<MU>製の半導体の主要顧客への販売を制限している。マイクロンは本日引け後に決算を発表する予定。

 しかし、売りが一巡すると直ぐに買戻しも入り、両銘柄も一時プラスに浮上する場面も見られた。エヌビディアのクレスCFOが声明を発表し、「規制による売上高への重大な変化はないと予想。需要の強さが中国の影響を防ぐ」と述べていた。

 一方、高値警戒感もある中、月末期末が接近しており、積極的に上値を試そうという動きにも乏しい。中盤にかけて伸び悩む動きが見られている。

 きょうはポルトガルのシントラで開催されているECBフォーラムにパウエルFRB議長が、ラガルドECB総裁や植田日銀総裁、ベイリー英中銀総裁などと伴に出席していた。議長は利上げ継続の必要性を主張し、連続利上げの可能性を選択肢から排除しない姿勢も示していた。ただ、米株式市場の反応は限定的。目新しいヒントもなかったことから、無難に通過したようだ。

アップル<AAPL> 188.65(+0.59 +0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 334.67(+0.10 +0.03%)
アマゾン<AMZN> 128.53(-0.65 -0.50%)
アルファベットC<GOOG> 120.28(+1.27 +1.07%)
テスラ<TSLA> 255.32(+5.11 +2.04%)
メタ・プラットフォームズ<META> 284.87(-2.19 -0.76%)
AMD<AMD> 109.78(-0.61 -0.55%)
エヌビディア<NVDA> 410.99(-7.77 -1.86%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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