0823 上海総合

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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、値ごろ感が着目される流れ


【ブラジル】ボベスパ指数 117522.87 -0.61%
27日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比720.09ポイント安(-0.61%)の117522.87で引けた。日中の取引レンジは116,561.04 - 119,211.58となった。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落を受け、資源セクターの石油・ガス大手ペトロブラス(PERT4)などに売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正なども引き続き好感された。

【ロシア】MOEX指数 2776.63 +0.71%
27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.50ポイント高(+0.71%)の2776.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,743.07 - 2,785.33となった。

売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落や欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことなどが引き続き足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 63416.03 +0.71%
27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比446.03ポイント高(+0.71%)の63416.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.68%)の18817.40で取引を終えた。

買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は上げ幅を拡大させた。政府が一連の景気対策を検討していることが引き続き支援材料。また、インドが高成長を維持するとの見通しも好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインド成長予想を6.0%に据え置いた。向こう3年の成長率について、6.7%まで加速するとの見方を示した。予想通りならアジア新興市場で最速の成長率になる。

【中国本土】上海総合指数 3189.44 +1.23%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.82ポイント高(+1.23%)の3189.44ポイントと5日ぶりに反発した。

値ごろ感が着目される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとで今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国景気の回復遅れが指摘される中、当局の経済対策に対する期待感も高まっている。前日までの軟調地合いを継いで小安くスタートした後、指数は程なくプラスに転じた。また、外国為替市場では、人民元安・米ドル高の動きが一服。資金流出の過度な警戒感も薄らいだ。市場からは、「中国人民銀行(中央銀行)は急ピッチな元の下落を臨んでいない」との声も聞かれている。中国の主要国有銀行が27日、オフショアのスポット市場で米ドル売りを行っているもよう――などと伝えられた。

《NH》

 提供:フィスコ

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