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アジア株 上海株は続落 オフショア人民元が2日続けて過去最安値、資金流出懸念高まる

アジア株 上海株は続落 オフショア人民元が2日続けて過去最安値、資金流出懸念高まる

東京時間10:53現在
香港ハンセン指数   15207.10(+26.41 +0.17%)
中国上海総合指数  2959.53(-18.03 -0.61%)
台湾加権指数     12773.00(-83.98 -0.65%)
韓国総合株価指数  2246.72(+10.56 +0.47%)
豪ASX200指数    6801.10(+21.74 +0.32%)

アジア株は高安まちまち。

上海株は続落、資金流出懸念が高まっている。為替相場でオフショア人民元が対ドルで2日連続で過去最安値を更新した。オンショア人民元も対ドルで2008年以来となる1ドル=7.3元に下落している。金地集団や保利置業集団など不動産株の下げが目立つ。素材や医療品関連も総じて下落している。

香港株は前営業日終値を挟んで乱高下している。きのう6%超暴落したことから値ごろ感による買い戻しが入っている一方で、上海株と人民元の下げを懸念した売りも出ている。美団にバイドゥ、テンセントホールディングスが大幅続落。一方、中国工商銀行や招商銀行など金融株の一角は買い戻されている。

中国・香港市場では引き続き「習近平一強体制」が懸念されている。香港や台湾問題で一段とエスカレートし、米国など主要国との対立が激化する恐れがあるほか、ゼロコロナ長期化に伴う景気減速が懸念される。そのほか、習氏は格差是正を図る「共同富裕」実現に力を入れるとしており、アリババやテンセントなど大手IT企業に対する締め付け強化が続くとの懸念が広がっている。また、共産党大会で不動産市場低迷に対する新たな支援策について何もなかったことも失望売りにつながっている。

出所:MINKABU PRESS

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