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ダウ平均は400ドル超の急反落 きょうからFOMC フォードが下落=米国株序盤

NY株式20日(NY時間10:37)
ダウ平均   30585.37(-434.31 -1.41%)
ナスダック   11412.44(-122.58 -1.07%)
CME日経平均先物 27270(大証終比:-180 -0.66%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は急反落。下げ幅は400ドルを超えている。きょうからFOMCが始まり、明日結果が発表される。市場は0.75%ポイントの大幅利上げを織り込んでいるが、先日の米消費者物価指数(CPI)の強さから、FRBは引き続きタカ派姿勢を強調してくるものと見られている。それを前に株式市場も売りを強めている模様。米国債利回りも上昇が続いており、2年債は4%の水準をうかがう中、IT・ハイテク株などの成長株は売りが強まっている。

 投資家は金融引き締めと持続的なインフレが企業の最終利益にどのような影響を与えるかに注目している。7-9月期(第3四半期)の企業決算に対する見通しが、ここ数カ月、IT・ハイテク株から産業、金融に至るまで、様々なセクターで低下している。

 アナリストはS&P500企業の利益は前年比3.5%増になると予想。6月末時点の9.8%増から下方修正している。2022年通期も9.6%から7.7%に低下。一方、バリュエーションが下がったことで、株価はより合理的になり、現在の投資家にもたらされる潜在的な報酬が高まったとの指摘も出ている。

 しかし、FRBの利上げ継続や、過去の利上げがまだ経済に浸透していない現状から、株価の持続的な上昇に賭けるのは時期尚早と懸念する向きも多い。

 「夜明け前の最も暗い時間に株を買わなければならないと考えるなら、われわれはまだ午前2時ごろにいる」といった表現をするストラテジストもいた。「引き締めの影響はまだこれからで、経済がどの程度収縮するのかを見極めようとしているところだ」という。

 フォード<F>が下落。前日引け後にガイダンスを公表しており、7-9月期(第3四半期)のEBITの見通しを14億-17億ドルに大幅に下方修正したほか、インフレにより第3四半期のサプライチェーンへの供給コストが計画を10億ドル上回る見通しを明らかにした。アナリストからは様々な見方も出ているものの、市場では先週のフェデックス<FDX>の見通しもあり、インフレ圧力による企業業績への懸念を再び強めているようだ。

フォード<F> 13.60(-1.34 -8.94%)

アップル<AAPL> 154.66(+0.18 +0.12%)
マイクロソフト<MSFT> 241.47(-3.05 -1.25%)
アマゾン<AMZN> 123.16(-1.50 -1.20%)
アルファベットC<GOOG> 102.24(-1.61 -1.55%)
テスラ<TSLA> 307.15(-1.92 -0.62%)
メタ・プラットフォームズ<META> 147.30(-0.73 -0.49%)
AMD<AMD> 75.61(-1.16 -1.51%)
エヌビディア<NVDA> 132.59(-1.24 -0.92%)
ツイッター<TWTR> 41.54(-0.12 -0.29%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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