ハイテクなど中心に米株軟調＝米国株午前

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は軟調。　前日比は、ダウ工業株３０種平均が３９．６５ドル安の３万１９９７．２５ドル、ナスダック総合指数が１７７．００安の１万１８８２．６１、Ｓ＆Ｐ５００が３０．６２安の３９６８．３３。


　ダウ平均は続伸して始まったが、週末前ということもあり、持ち高調整の売りなどに押されて値を落としている。オープニングから３０％以上下げて始まったソーシャルメディアのスナップ株の動向を嫌気し、ハイテク・情報関連中心に下げが目立っており、ダウ採用銘柄では、マイクロソフト、インテル、セールスフォースなどの下げが目立つ。好業績が好感されているアメックスは上昇。

　ナスダックはスナップの下げが重石となり、寄り付きからマイナス圏。ハイテク関連の比率がダウよりも高いこともあって、大きく下げる展開に。ＧＡＦＡ関連ではメタ・プラットフォームズが7％を超える下げ、アルファベット（グーグル）が5％を超える下げに。スナップは寄り付き後も下げており、直近３８％安。

　アナリストが評価を引き上げたＨＣＡヘルスケアが堅調。寄り付きから大きく下げたボストンビアは下げ幅を縮めた。

スナップ　10.04（-6.32　-38.62%）
ボストン・ビア　333.98（-2.20　-0.65%）
ＨＣＡヘルスケア　205.18（+23.87　+13.16%）

アルファベット（C）　108.93（-6.11　-5.31%）
メタ　169.96（-13.21　-7.21%）
アメックス　 153.90（+3.72　+2.48%）　
ベライゾン　　44.42（-3.24　-6.80%）
マイクロソフト　 260.87（-3.97　-1.50%）
インテル 　39.74（-0.87　-2.14%）

MINKABU PRESS