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ダウ平均は反落 まちまちな決算に一喜一憂=米国株序盤

NY株式21日(NY時間10:54)
ダウ平均   31648.48(-226.36 -0.71%)
ナスダック   11878.02(-19.63 -0.16%)
CME日経平均先物 27750(大証終比:-30 -0.11%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。バイデン大統領が新型ウイルス検査で陽性と伝わったことで下げ幅を拡大している。ただ、全体的にはまちまちな決算に一喜一憂している状況。

 ナスダックも下げに転じているものの、底堅く推移している。テスラ<TSLA>の上昇が寄与。前日引け後に決算を発表し、サプライチェーンの障害や中国工場の閉鎖にもかかわらず、生産を軌道に乗せたことを示した。年後半の生産が過去最大を達成し得るとの楽観的な見方も示している。

 ただ市場からは、「もし、われわれが本当に流動性の引き揚げと量的引き締めの時代にいるのであれば、テスラのような勢いのある銘柄の上昇は循環的ではなく、短期的なものになるのかもしれない」とのコメントも聞かれた。

 通信キャリアが下落。AT&T<T>が取引開始前に決算を発表し、フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを下方修正したことが嫌気されている。

 航空株が下落。アメリカン航空<AAL>とユナイテッド航空<UAL>が決算を発表していたが、両社とも旅行レジャーの需要回復で好調な決算を発表したものの、第3四半期以降の輸送能力はパンデミック前の2019年比で減少を見込み、慎重な見方を示したことが嫌気されている。 

 米企業業績は困難な状況にあるとの指摘も聞かれる。経済成長の鈍化、ドル高、利幅の縮小を考えると、S&P500企業はアナリストの楽観的な予想を満たすのに苦労するという。

 ただ、現在のところは4-6月期のS&P500企業の最終利益は前年比6.3%増が予想されており、直近の予想からは上方修正されている。

AT&T<T> 18.67(-1.81 -8.83%)
ユナイテッド航空<UAL> 37.70(-3.98 -9.54%)
アメリカン航空<AAL> 13.87(-1.34 -8.81%)

アップル<AAPL> 152.95(-0.09 -0.06%)
マイクロソフト<MSFT> 258.91(-3.36 -1.28%)
アマゾン<AMZN> 122.40(-0.37 -0.30%)
アルファベットC<GOOG> 112.78(-1.92 -1.67%)
テスラ<TSLA> 789.53(+47.03 +6.33%)
メタ・プラットフォームズ<META> 180.01(-3.08 -1.68%)
AMD<AMD> 89.81(+0.38 +0.42%)
エヌビディア<NVDA> 178.03(-0.04 -0.02%)
ツイッター<TWTR> 39.73(+0.13 +0.32%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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