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株価指数先物【引け後】 ボリンジャーバンドの+1σ水準を回復


大阪9月限
日経225先物 32610 +330 (+1.02%)
TOPIX先物 2330.5 +20.5 (+0.88%)

 日経225先物(9月限)は前日比330円高の3万2610円で取引を終了。寄り付きは3万2360円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2390円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2350円を安値にロング優勢の流れとなり、現物の寄り付き直後には3万2400円を回復。その後、中国の8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことを手掛かりにロングが強まり、前場終盤にかけての上昇で3万2500円を上回った。

 ランチタイムで前日の高値(3万2570円)にツラ合わせし、その後3万2470円まで上げ幅を縮めたことで、いったんは戻り一巡感が意識された。しかし、後場の取引開始直後に再びロングが強まると、中盤にかけてショートカバーを交えての上昇となり、一時3万2700円まで上げ幅を広げた。終盤は持ち高調整により上げ幅を縮めたが、前日の高値を上回って終えた。

 日経225先物は前日の高値を上放れたことで、ショートカバーを伴っての上昇となった。後場半ば以降は上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの+1σ(3万2720円)水準まで戻したことで利食いは入りやすいところであろう。また、今晩の米国では7月の個人所得、7月の個人消費支出(PCEデフレーター)、新規失業保険申請件数の発表を控えているため、ポジションをニュートラルに戻す動きもあったとみられる。

 米経済指標の結果を受けた長期金利の動向次第の面はあろうが、節目の3万2500円を上回ってきたことから、オプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円のレンジに切り上がった格好である。+1σ水準を上回ってくるようだと、3万3000円が射程に入ってくるため、来週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなか、ヘッジ対応に伴うロングが強まる可能性はありそうだ。短期的とはいえショートは避け、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。前場の時点で一時13.94倍に低下する場面も見られたが、後場は日経平均型優位の展開のなか、若干ながらNTショートを巻き戻す動きに向かわせたようだ。方向性は下向きではあるものの、米国の金融引き締め観測が一段と和らいでくるようだと、NTロングに向かわせる場面もありそうだ。

 手口面では、日経225先物はJPモルガン証券が2011枚、ソシエテジェネラル証券が1624枚、ドイツ証券が1090枚、シティグループ証券が431枚、ビーオブエー証券が361枚の買い越しに対して、SBI証券が1611枚、ゴールドマン証券が1485枚、野村証券が1162枚、バークレイズ証券が519枚、モルガンMUFG証券が392枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、バークレイズ証券が4501枚、ソシエテジェネラル証券が1971枚、シティグループ証券が1349枚、SMBC日興証券が1337枚、ドイツ証券が1171枚の買い越しに対して、みずほ証券が6110枚、ビーオブエー証券が1689枚、JPモルガン証券が1280枚、ゴールドマン証券が933枚、HSBC証券が598枚の売り越しだった。

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