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株価指数先物【引け後コメント】 そろそろトレンドが出やすいタイミング、きっかけはISM景況指数の発表か


大阪3月限
日経225先物 27470 +60 (+0.21%)
TOPIX先物 1995.0 +5.0 (+0.25%)

 日経225先物(3月限)は、前日比60円高の2万7470円で取引を終了。寄り付きは2万7550円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7535円)にサヤ寄せする格好で、買いが先行した。現物の寄り付き時に付けた2万7510円を安値に、2万7580円まで買われたが、前場はこの2万7510円~2万7580円のレンジで推移するなど、こう着感の強い相場展開だった。前場終盤辺りから2万7500円辺りでの攻防となり、後場に入り節目の2万7500円を下回ると、中盤にかけてショート優勢の流れのなか、一時2万7400円と本日の安値を付ける場面も見られた。ただし、25日移動平均線を大きく下放れる動きとはならず、引けにかけてはショートカバーが入り、25日線を上回って終えた。

 日経225先物は、2万7500円水準での底堅さが意識されるなか、ナイトセッションで付けた高値を上回ったものの、ショートカバーを誘い込む動きは乏しかった。ボリンジャーバンドでは+1σに上値を抑えられる格好だったが、下値は25日線水準での底堅さが見られた。ボリンジャーのバンドは収れんしてきており、タイミングとしてはトレンドが出やすいところである。

 前回バンドが収れんを見せた昨年12月中旬は下へのバイアスが強まったことから、慎重になりやすいだろう。初動では一気にプラス+3σもしくは-3σ辺りまでのトレンドが意識され、その後はバンドの拡大とともにブレイク方向にトレンドが出やすい。現在は-3σが2万7070円、+3σは2万7845円辺りで推移している。タイミングとしては、3月1日発表の米ISM製造業景況指数や3日発表のISM非製造業景況指数がきっかけになりそうだ。そのため、これらを通過するまでは積極的にポジションを傾けてくる動きは考えづらい。

 NT倍率は先物中心限月で13.76倍に低下した。小動きではあるが、前週末の上昇に対するリバランスが継続しているようだ。グローベックス米株先物は小幅ながら主要な株価指数先物がマイナス圏で推移しているほか、為替市場では円相場が1ドル=136円80銭台と円安に振れて推移している。3月入りで期末を意識した配当志向の物色にも向かいやすいなか、TOPIX優位の展開が想定され、NTショートでのスプレッド狙いの動きが入りやすいだろう。

 手口面では、日経225先物はソジェンが720枚、auカブコムが690枚、野村が300枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1140枚、JPモルガンが600枚、シティが310枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はUBSが1560枚、モルガンSが740枚、JPモルガンが720枚、BofAが550名程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1110枚、大和が830枚、野村が460枚、バークレイズが440枚程度の買い越しだった。

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