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株価指数先物【引け後】 3万9000円接近では押し目狙いのロングが控える


大阪3月限
日経225先物 39270 +40 (+0.10%)
TOPIX先物 2693.5 +6.5 (+0.24%)

 日経225先物(3月限)は前日比40円高の3万9270円で取引を終了。寄り付きは3万9330円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万9340円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。その後は日経平均株価が上げ幅を広げ、前場中盤にかけて一時3万9426円29銭まで上昇し、前日の日中につけた高値を上回るなか、先物市場においても一時3万9410円まで上げ幅を広げた。ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が利益確定の流れから日経平均型の重荷となるなか、前場終盤にかけては持ち高調整から、短期筋のショートを誘う格好となり、一時3万9090円まで売られた。

 ランチタイムではショートカバーが優勢となるなか、現物の後場開始直後には3万9270円とプラスに転じた。中盤にかけて再び軟化するものの、前日の終値水準での底堅さがみられるなか、終盤にかけてはカバーのほか、押し目待ち狙いのロングが入る格好となったようだ。

 日経225先物は、買い先行で始まったものの、戻りの鈍さが意識されるなか、前場中盤以降はショートを誘う格好となった。ただし、節目の3万9000円に接近する局面では、押し目待ち狙いのロングが入りやすいようだ。また、指数インパクトの大きい値がさハイテク株は買い先行で始まった後に、前場中盤以降、弱含む場面も見られたが、後場は買い戻し優勢となり、東京エレクトロン <8035> [東証P]、SCREENホールディングス <7735> [東証P]はプラス圏で引けた。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.63倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が軟化する場面では、バリュー株にシフトする動きをみせており、NTショートに振れる格好から、一時14.58倍まで低下し、ボリンジャーバンドの+1σ水準まで調整した。

 ただし、+1σまでの調整を経て、その後は、改めてNTロングに向かわせたようだ。テクニカル的な動きでもあるため、ハイテク株物色が継続するなかで、+2σを意識したNTロングでのスプレッド狙いが理想的であろう。一方で、再び+1σ水準までの低下をみせてくるようだと、バリュー株へのシフトが強まるなかで、TOPIX型優位に向かわせそうだ。

 また、日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σに上値を抑えられるなか、+2σは3万9790円まで上昇しており、カイ離が広がってきた。来週には3月の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となるなか、荒い値動きは避けたいところであり、リバランス中心になりそうだ。目先的には3万9000円を固めつつ、3万9500円とのレンジ推移が意識されよう。短期的に仕掛けてくる展開もあろうが、SQ通過後は需給も軽くなるとみられ、ショートからのエントリーは避けたい。

 手口面(立会内)では、ABNクリアリン証券が3万0045枚、ソシエテジェネラル証券が1万4512枚、サスケハナ・ホンコンが4743枚、SBI証券が3416枚、バークレイズ証券が1972枚、ビーオブエー証券が1817枚、JPモルガン証券が1594枚、みずほ証券が1397枚、日産証券が1269枚、楽天証券が1203枚だった。

 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万8111枚、ソシエテジェネラル証券が1万7350枚、ゴールドマン証券が7707枚、JPモルガン証券が6198枚、サスケハナ・ホンコンが5155枚、みずほ証券が4068枚、バークレイズ証券が3964枚、ビーオブエー証券が3700枚、モルガンMUFG証券が2952枚、野村証券が2554枚だった。

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