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話題株ピックアップ【昼刊】:リケンテクノ、アンリツ、特殊陶

■リケンテクノス <4220>  856円  +150 円 (+21.2%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 リケンテクノス<4220>はストップ高カイ気配。30日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正し、最終利益の見通しを45億円から52億円(前期比14.1%増)に見直した。減益予想から一転して増益を見込む。また取得総数850万株(自己株式を除く発行済み株式総数の13.4%)、取得総額70億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、ポジティブ・サプライズと受け止められたようだ。今期の売上高の見通しは据え置いた。上期(4~9月)において、電力などのコスト上昇を抑制したほか、円安効果も追い風となった。上期の実績を通期の業績予想に反映した。自社株の取得期間は11月10日から24年1月31日とする。9月中間期の売上高は前年同期比3.1%増の613億9700万円、最終利益は同5.4%増の25億700万円だった。

■アンリツ <6754>  1,122円  +150.3 円 (+15.5%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 アンリツ<6754>が急反騰しストップ高の1122円に買われている。30日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1155億円から1115億円(前期比0.5%増)へ、営業利益を137億円から109億円(同7.2%減)へ、純利益を100億円から85億円(同8.3%減)へ下方修正したが、直近の株価下落で下方修正は織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感から買われているようだ。世界的なスマートフォンの出荷台数の減少などによる顧客の投資判断の慎重姿勢によって5Gスマートフォンの開発投資需要が減少しており、通信計測事業の業績見通しを下方修正したことが要因。また、環境計測事業で一部の大型案件の売り上げ計上予定時期が翌期へ変更となったことも響くとしている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高508億9500万円(前年同期比5.7%減)、営業利益29億3400万円(同45.8%減)、純利益27億8900万円(同45.3%減)だった。

■明電舎 <6508>  2,303円  +285 円 (+14.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 30日に決算を発表。「今期経常を15%上方修正・4期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 明電舎 <6508> [東証P] が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は16.2億円の赤字(前年同期は39.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来の42億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→115億円(前期は88.2億円)に15.0%上方修正し、増益率が13.3%増→30.3%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒明電舎の詳しい業績推移表を見る

■ストライク <6196>  3,555円  +380 円 (+12.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 ストライク<6196>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せずカイ気配スタート。中小企業を対象とした事業承継型のM&A仲介事業を手掛けている。足もとは広告宣伝コストなどが重荷となっているものの、経営者高齢化に伴う第三者へのM&A案件が増加し収益環境には追い風が吹いている。同社が30日取引終了後に発表した23年9月期決算は営業利益が前の期比23%増の52億200万円と大幅な伸びを達成し9期連続の最高益更新となった。また、続く24年9月期は前期比35%増の70億3700万円と伸びが加速する見通しにあり、これを評価する形で投資資金が集中した。なお、23年9月期の年間配当は従来計画に3円増額し前の期比11円増配となる51円、24年9月期は更に11円増配となる62円予想となっている。

■エフピコ <7947>  2,922.5円  +262.5 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 エフピコ<7947>が急反発している。30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1087億2600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益69億8100万円(同15.0%増)、純利益51億2200万円(同24.0%増)と2ケタ営業増益となり、従来予想の営業利益62億5000万円を上回ったことが好感されている。第二次製品価格の改定効果や各部門における改善効果のほか、エコ製品や総菜向けなど付加価値の高い製品の販売が堅調に推移したことが貢献した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2213億円(前期比4.7%増)、営業利益173億5000万円(同3.9%増)、純利益118億800万円(同2.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■日本電気硝子 <5214>  2,993円  +264 円 (+9.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 日本電気硝子<5214>がマドを開けて急伸し、年初来高値を更新した。30日の取引終了後、取得総数800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.60%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。また、持続的成長と企業価値向上に向けた施策を公表し、2026年12月末までに総額500億円の自己株式取得を実施する方針を示した。株主還元姿勢を評価した買いを集めたようだ。同社は28年12月期までの中期経営計画を取りまとめ、24年2月上旬に予定する今期の決算発表時に詳細を公表する。従来の売上高や営業利益などの経営目標に加え、「ROE(自己資本利益率)8%」の目標を設定する予定。政策保有株式の縮減とともに、26年12月末までの総額500億円の自社株買いを含む株主還元の充実についても織り込むという。今回発表した200億円上限の自社株取得の期間は、今年11月1日から24年2月29日までとする。加えて、23年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比16.7%減の2093億6900万円、営業損益は65億4600万円の赤字(前年同期は232億5400万円の黒字)となった。薄型パネルディスプレイ(FPD)や家電、自動車部品向けの需要の回復遅れが響いた。FPD用ガラスやガラスファイバーを中心に稼働率も低下し、営業損失の計上につながった。

■きんでん <1944>  2,308.5円  +199 円 (+9.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 きんでん<1944>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は30日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比38.4%増の91億3500万円となり、従来計画の85億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同4.9%増の2706億7000万円(従来計画は2660億円)となった。配電工事及び一般電気工事が堅調だった。なお、通期業績予想については売上高6190億円(前期比1.6%増)、営業利益371億円(同0.9%減)とする従来計画を据え置いている。

■小森コーポレーション <6349>  1,128円  +97 円 (+9.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 小森コーポレーション<6349>がカイ気配スタートとなった。30日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正し、最終利益の見通しを26億円から31億円(前期比45.8%減)に引き上げた。また、創業100周年を迎えたことに伴う記念配当30円を期末の普通配当15円に加えて実施する。これらを好感した買いが集まったようだ。記念配当を含めた年間配当予想は前期比15円増配の60円となる。今期の売上高の見通しは1020億円から1057億円(同8.0%増)に見直した。営業利益の予想は据え置いている。上期(4~9月)は円安が収益上振れの要因となった。原材料高の影響が想定を上回り、販売価格の引き上げも遅れが発生する見込みとする半面、下期の想定為替レートの変更により為替差損益が好転すると予想する。上期の売上高は前年同期比2.2%増の471億2700万円、最終利益は同65.1%減の11億4100万円だった。

■Genky <9267>  5,670円  +410 円 (+7.8%)  11:30現在
 30日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は24%増益で着地」が好感された。
 Genky DrugStores <9267> [東証P] が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。24年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比23.8%増の20.8億円に伸び、7-12月期(上期)計画の36億円に対する進捗率は58.0%に達し、5年平均の54.3%も上回った。
  ⇒⇒Genkyの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「10月既存店売上高は6.5%増」も買い材料。

■ほくほくFG <8377>  1,748.5円  +97 円 (+5.9%)  11:30現在
 30日に業績修正を発表。「上期最終を一転72%増益に上方修正」が好感された。
 ほくほくフィナンシャルグループ <8377> [東証P] が10月30日大引け後(17:10)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の70億円→160億円(前年同期は93億円)に2.3倍上方修正し、一転して71.9%増益見通しとなった。
  ⇒⇒ほくほくFGの詳しい業績推移表を見る

■PALTAC <8283>  4,801円  +256 円 (+5.6%)  11:30現在
 30日に決算を発表。「上期経常が16%増益で着地・7-9月期も27%増益」が好感された。
 PALTAC <8283> [東証P] が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.9%増の156億円に伸び、通期計画の295億円に対する進捗率は52.9%となり、5年平均の51.9%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒PALTACの詳しい業績推移表を見る

■LITALICO <7366>  1,994円  +102 円 (+5.4%)  11:30現在
 LITALICO<7366>が大幅反発している。30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高143億9200万円(前年同期比26.2%増)、営業利益13億5200万円(同7.7%増)、純利益18億6700万円(同2.7倍)と増収増益で着地したことが好感されている。LITALICO発達ナビ、LITALICO仕事ナビ、LITALICOキャリアなどのプラットフォーム事業で営業体制の強化が進み、SaaS型プロダクトを中心に契約事業所数の増加ペースが加速したことが寄与した。また、持ち分法適用関連会社Olive Unionの全株式を売却し10億円の売却益を金融収益に計上したことも利益を押し上げた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高300億円(前期比24.1%増)、営業利益38億5000万円(同31.5%増)、純利益34億5000万円(同90.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■東光高岳 <6617>  2,004円  +100 円 (+5.3%)  11:30現在
 30日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は25%増益」が好感された。
 東光高岳 <6617> [東証P] が10月30日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.3%減の24億円に減ったが、通期計画の46億円に対する進捗率は52.3%に達し、5年平均の31.7%も上回った。
  ⇒⇒東光高岳の詳しい業績推移表を見る

■日本特殊陶業 <5334>  3,257円  +132 円 (+4.2%)  11:30現在
 日本特殊陶業<5334>が大幅反発している。30日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を6000億円から6070億円(前期比7.9%増)へ、営業利益を965億円から1100億円(同23.3%増)へ、純利益を675億円から810億円(同22.2%増)へ上方修正し、配当予想を中間66円・期末67円の年133円から中間・期末各80円の年160円へ引き上げたことが好感されている。一部地域で新車組み付け用製品の販売が想定より減少するとみられるものの、半導体供給不足の緩和からのリバウンド需要により自動車生産が回復傾向にあることから、自動車関連が底堅く推移していることが要因。また、為替レートが想定よりも円安に推移していることも寄与する。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3011億5200万円(前年同期比7.9%増)、営業利益570億900万円(同6.4%増)、純利益461億8600万円(同7.2%増)だった。

■フタバ産業 <7241>  713円  +26 円 (+3.8%)  11:30現在
 フタバ産業<7241>が大幅反発している。30日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を7700億円から8100億円(前期比14.4%増)へ、営業利益を110億円から150億円(同95.3%増)へ、最終利益を70億円から100億円(同5.4%減)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各9円の年18円から各15円の年30円(前期15円)へ引き上げたことが好感されている。主に日本・北米において、部品供給不足の影響で低下していた客先稼働が回復したことが要因としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4033億4000万円(前年同期比23.6%増)、営業利益94億4500万円(前年同期2億8900万円の赤字)、最終利益67億3900万円(同11億200万円の赤字)だった。

■寺岡製作所 <4987>  466円  +80 円 (+20.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 寺岡製作所<4987>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の466円でカイ気配となっている。30日の取引終了後、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、同社会長が代表者であるKMM(東京都千代田区)が寺岡製に対し、非公開化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOB価格は1株564円(30日終値は386円)。株価はこれにサヤ寄せする格好となった。買付予定数の下限は1551万9300株(所有割合61.26%)に設定し、上限は設定しない。買付期間は10月31日から12月13日。TOB成立後は所定の手続きを経て、寺岡製は上場廃止となる見込み。KMMは筆頭株主の伊藤忠商事<8001>との間で、TOBに応募する契約を締結している。加えて、寺岡製はTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は30日、寺岡製を監理銘柄(確認中)に指定した。

●ストップ高銘柄
 アクアライン <6173>  890円  +150 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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