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東京株式(大引け)=294円安、決算発表絡みの売りが下げを助長

 30日の東京株式市場は終始売りに押される展開で日経平均株価は3万円トビ台半ばまで水準を切り下げる場面があった。終盤下げ渋ったが300円近い下落となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比294円73銭安の3万696円96銭と反落。プライム市場の売買高概算は29億517万株、売買代金概算は5兆6674億円。値上がり銘柄数は206、対して値下がり銘柄数は1422、変わらずは27銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避ムードの強い地合いとなった。前週末の欧州株市場で主要国の株価が総じて軟調だったほか、米国株市場ではNYダウが大幅に3日続落となったことを受け、市場センチメントが悪化した。中東での地政学リスクが引き続き意識されるなか、今週は日米の中央銀行による金融政策会合が予定されており、この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。企業の決算発表が徐々に本格化するなか、決算内容が低調な企業に売りがかさみ、ストップ安銘柄が相次いだことも全体相場の下げを助長している。値下がり銘柄数は1400を上回り、全体の86%の銘柄が下落した。また、売買代金は大きく膨らみ5兆6000億円台と約1か月半ぶりの高水準だった。

 個別では、三菱商事<8058>、三井物産<8031>など商社株が下落したほか、コマツ<6301>は急落。トヨタ自動車<7203>も軟調、ニデック<6594>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が下値を探り、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。オムロン<6645>、エンプラス<6961>がストップ安、トプコン<7732>、日野自動車<7205>もほぼ値幅制限いっぱいに売られた。スクロール<8005>、スターティアホールディングス<3393>、住友ファーマ<4506>なども大幅安。

 半面、キーエンス<6861>が商いを伴い大幅高、レーザーテック<6920>が上昇、信越化学工業<4063>なども買いが優勢だった。日立製作所<6501>が大きく買われた。川崎汽船<9107>など海運も堅調。日清製粉グループ本社<2002>が値上がり率首位に買われ、大阪ガス<9532>、M&A総研ホールディングス<9552>、栗本鐵工所<5602>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年10月30日 16時13分

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