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話題株ピックアップ【昼刊】:ABEJA、いちご、牧野フ

■ABEJA <5574>  5,510円  +500 円 (+10.0%)  11:30現在
 ABEJA<5574>が急反発し一時、前日比850円(17.0%)高の5860円に買われる場面があった。30日の取引終了後、PwCコンサルティング(東京都千代田区)と、生成AIをはじめとした最新テクノロジーを活用した企業のDX推進支援に関する協業を開始したと発表しており、これを好感した買いが流入している。PwCコンサルティングのAI領域や豊富な業界の知見及びビジネス構築力と、ABEJAが10年以上にわたりAIの領域でビジネスを展開してきたノウハウ及びデジタルビジネスの立ち上げやDX推進支援の実績を相互に活用することで、より多くの企業を対象に生成AIの利活用を推進するのが狙い。今後、両社は連携して生成AIなどの活用を前提とした戦略立案、ビジネスプロセスの構築、オペレーションの運用などの一連のプロセスをワンストップで提供するとしている。

■いちご <2337>  317円  +25 円 (+8.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 いちご<2337>が急伸。30日の取引終了後、自社株買いを発表しており、これを好感する買いが入っている。1200万株(自己株式を除く発行済み株式数の2.65%)、30億円を上限としており、取得期間は9月1日から24年2月29日まで。同社の自社株買いは7期連続となる。

■牧野フライス製作所 <6135>  7,000円  +410 円 (+6.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 牧野フライス製作所<6135>が大幅に4日続伸。株価は2007年8月以来、16年ぶりとなる7000円台に乗せた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は30日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は6100円から9000円に見直した。今後は受注回復や挽回生産・価格転嫁による業績拡大が進むとみており、工作機械セクターのなかで相対的に割安な株価バリュエーションが修正される可能性が高い、とみている。同証券では24年3月期の連結営業利益を従来予想の157億円から198億円(会社計画132億6000万円)に見直したほか、25年3月期の同利益は247億円を見込んでいる。

■フタバ産業 <7241>  677円  +32 円 (+5.0%)  11:30現在
 フタバ産業<7241>の上値指向鮮明、4日続伸で新値街道を走っている。トヨタ系自動車部品会社で売上高の8割強をトヨタ自動車<7203>向けで占めている。トヨタの自動車生産回復が顕著となるなか、同社への追い風も強まっている状況だ。電気自動車(EV)シフトの流れにも早くから対応を進めており、アルミ製やステンレス製のバッテリー冷却プレートや、大型バッテリーケースなどバッテリー性能に貢献する製品開発を推進している。24年3月期営業利益は前期比43%増の110億円を見込むが、一段の増額修正の可能性が高いとみられている。PERが8倍台、更にPBRは0.5倍台と株価指標面から非常に割安感が強いことで、水準訂正をにらんだ継続的な買いが流入している。

■フジ日本精糖 <2114>  1,107円  +42 円 (+3.9%)  11:30現在
 フジ日本精糖<2114>が3日ぶりに反発している。30日の取引終了後、ErThreee(東京都稲城市)から通信販売事業の一部を10月1日の予定で譲り受け、機能性食品素材を中心とした通信販売事業を新たな事業として開始すると発表したことが好感されている。同社は現在、精糖事業や水溶性食物繊維「イヌリン」の製造販売を中心とした機能性素材事業を主力としているが、販売形態は業務用原料向けが主体となっており、一般消費者向け販売事業は一部限定で行っている状況にある。今回の事業譲受により、消費者マーケティング及び通信販売のノウハウを得ることになり、一般消費者向けという新たな市場の開拓が可能になるとしている。譲受価額は1300万円。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

■トヨタ自動車 <7203>  2,510.5円  +54 円 (+2.2%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が続伸歩調。5日移動平均線をサポートラインにジリ高歩調にある。同社が30日に発表した1~7月の生産実績は570万3171台で前年同期比12.5%増と2ケタ伸長をみせた。半導体不足が解消に向かっており、生産台数の回復につながっている。外国為替市場ではここドル高・円安方向に振れていることも追い風材料。同社の24年3月期の想定為替レートは1ドル=125円で実勢よりも20円以上も円高に設定されており、為替メリットの発現が期待される。中国景気の減速や日中関係の悪化など中国リスクは警戒されるものの、足もとのファンダメンタルズ改善が評価され見直し買いを誘導している。

■日本製紙 <3863>  1,293円  +12 円 (+0.9%)  11:30現在
 日本製紙<3863>がしっかり。30日の取引終了後、東京都北区に保有する固定資産(商業施設)の売却に伴い、24年3月期に固定資産売却益約254億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視されている。なお、通期業績予想には織り込み済みという。

■東邦銀行 <8346>  276円  +2 円 (+0.7%)  11:30現在
 東邦銀行<8346>が5連騰で、2019年12月以来、3年8カ月ぶりの高値水準をつけた。国内金利の先高観を背景とした地銀セクターへの資金流入が直近の株価を押し上げてきたが、30日の取引終了後に東邦銀と100%子会社のとうほう証券、野村ホールディングス<8604>傘下の野村証券の3社間で包括的業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。今後のサービスへのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。東邦銀の公共債・投資信託の窓販業務や一部の登録金融基幹業務に関する顧客口座、とうほう証券の顧客口座に関する権利義務を野村証券が承継する。また、野村証券の社員が東邦銀行へ出向し、専門的なノウハウなどの提供を通じ営業を支援する。東邦銀が地盤とする福島県では預貯金残高が増加傾向にあり、家計の資産形成へのニーズの高まりも想定されるという。

■SBIホールディングス <8473>  2,966円  +1 円 (+0.0%)  11:30現在
 SBIホールディングス<8473>が軟調。31日、傘下のSBI証券がインターネットコースの顧客を対象に、オンラインの国内株式売買手数料について、約定代金や現物取引・信用取引を問わず9月30日発注分から無料化すると発表した。楽天グループ<4755>傘下の楽天証券も現物・信用の国内株式の取引手数料を無料とするコースの提供を10月1日より開始すると公表している。手数料無料化への流れが加速するなか、証券株に対しては収益へのネガティブな影響を懸念した売りが出ているようだ。マネックスグループ<8698>や松井証券<8628>、岡三証券グループ<8609>が安く、東証の業種別指数で「証券、商品先物取引業」は下落率でトップとなっている。

■セイファート <9213>  1,352円  +300 円 (+28.5%) ストップ高   11:30現在
 セイファート<9213>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は30日取引終了後、主力商品である美容師向け求人情報サイト「re-quest/QJ navi」で、人材マッチング及び検索機能を向上させた新機能をリリースしたと発表。これが材料視されているようだ。同社はこれにより、美容師ユーザーの会員化促進を図り、月間新規会員数25%増を計画。新規会員数が伸長することにより「re-quest/QJ navi」のユーザー活性化が図られ、応募件数などの増加が見込まれることから、求人広告掲載企業の満足度向上につながり、同サイトに掲載される求人広告数もともに伸びるとみている。

■プラザホールディングス <7502>  480円  +80 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 プラザホールディングス<7502>はストップ高カイ気配となっている。30日の取引終了後に株主優待制度を拡充すると発表しており、これが好材料視されている。24年3月末時点の株主から、既存の優待内容にグランピング宿泊体験とアパレル商品を加え、既存のカタログギフトも内容を充実するとしている。

■エヌ・ピー・シー <6255>  706円  +100 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在
 エヌ・ピー・シー<6255>が急反騰、年初来高値を更新している。30日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を91億2500万円から93億7600万円(前期比2.1倍)へ、営業利益を6億5800万円から9億4100万円(同51.8%増)へ、純利益を5億3300万円から9億5200万円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を2円から6円(前期2円)へ引き上げたことが好感されている。部品の販売が想定よりも好調に推移し売上高が計画をやや上回る見込みであることに加えて、仕入れコストの削減や製造工程と現地作業でのコスト削減などに引き続き取り組んだことも奏功する。

■True Data <4416>  570円  +80 円 (+16.3%) ストップ高   11:30現在
 True Data<4416>が7連騰。30日の取引終了後、小売業が新規出店を計画する際の売り上げを予測する新サービス「SalesSensor(セールスセンサー)」の提供開始を発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。新サービスの販売開始は9月13日を予定する。セールスセンサーでは、小売業が独自に持つ売上実績データや競合店の情報、人口や平均世帯年収など外部のオープンデータをAIが分析。地域特性を加味した売上予測を自動的に算出し、新規出店を成功につなげる。

■ギークス <7060>  833円  +75 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 ギークス<7060>が急伸。午前11時、グループ会社のG2 Studiosが米ナイアンティック(カリフォルニア州)と事業提携したと発表した。「ポケモン GO」で知られるナイアンティックとの協業を期待した買いが集まったようだ。今回の提携により、ナイアンティックが提供するAR(拡張現実)技術などを利用した販促サービスの開発支援を開始する。提携の第1弾として台湾のエバー航空へのサービス支援を予定しているとしている。

■セレンHD <7318>  1,517円  +114 円 (+8.1%)  11:30現在
 セレンディップ・ホールディングス<7318>が反発し、年初来高値を更新した。同社は30日取引終了後、製品単位の二酸化炭素(CO2)排出量をリアルタイムで実測できるクラウドサービス「GreenConnex(グリコネ)」を東邦ガス<9533>と共同開発したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。「グリコネ」を活用し、邦ガスのエネルギー及びエンジニアリングの知見と、セレンHDの製造現場の改善ノウハウを組み合わせて、CO2排出源となる生産設備及び生産方法を見直すことが可能。自動車業界、化学業界、食品業界などの企業を中心に具体的な提案をすることで、CO2排出量の削減につなげるとしている。

●ストップ高銘柄
 アクアライン <6173>  1,300円  +300 円 (+30.0%) ストップ高   11:30現在
 ストレージ王 <2997>  603円  +100 円 (+19.9%) ストップ高   11:30現在
 イメージ情報開発 <3803>  624円  +100 円 (+19.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アーキテクツ <6085>  702円  +100 円 (+16.6%) ストップ高   11:30現在
 かんなん丸 <7585>  730円  +100 円 (+15.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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