日経平均は308円高、寄り後はやや伸び悩み

日経平均は308円高（9時5分現在）。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル＝140円70銭台と、先週末28日15時頃と比べ1円60銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場の安心感となった。さらに、先週末の東京市場で、日銀金融政策決定会合の結果を受け乱高下した日経平均が取引終盤にかけて下げ渋ったことから、相場の下値の堅さを指摘する向きもあった。一方、国内主要企業の4-6月期決算発表が本格化しており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はやや伸び悩んでいる。

《SK》

　提供：フィスコ