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ダウ平均は反発 米PCEデフレータがインフレ鈍化を示唆 ソフトランディングへの期待=米国株前半

NY株式28日(NY時間12:44)
ダウ平均   35507.54(+224.82 +0.63%)
ナスダック   14326.54(+276.43 +1.96%)
CME日経平均先物 33150(大証終比:+230 +0.69%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。前日は14日ぶりに反落していたが、きょうはその下げを取り戻している。この日発表の6月の米PCEデフレータが概ね予想通りではあったものの、前年比で前回から大きく低下しており、インフレの鈍化傾向を示唆した。米株式市場もポジティブな反応を見せている。

 FRBは今週のFOMCで予想通りに利上げを実施したが、次回については選択肢をオープンにする姿勢を滲ませていた。それに対して市場は、年内の追加利上げの可能性は依然あるものの、9月は据え置くとの見方に傾いている。確率は80%程度。本日のPCEデフレータはその見方を追認する内容との受け止めのようだ。

 「市場ではソフトランディングへの期待が高まっており、今週はその可能性を示す経済データが目白押しだった。これが市場を新高値に導くきっかけになるかもしれない」といった声も出ている。

 決算は続いており、ダウ採用銘柄のP&G<PG>やインテル<INTC>、そして、フォード<F>が取引開始前までに4-6月期の決算を発表していた。

 特にインテルは予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、第3四半期は予想を上回る見通しを示していた。PCの底打ちで、部品の需要改善を示唆。株価も上昇しており、ダウ平均をサポートしている。

 一方、フォードは好決算ではあったものの、電気自動車(EV)が全体的に弱く、株価は下落している。今年のEV関連の損失が当初の想定よりも拡大を見込んでいたほか、今後のEVの展開にも懐疑的な見方が広がっており、同社はEVの生産拡大計画を見直している。

インテル<INTC> 36.99(+2.44 +7.06%)
フォード<F> 13.15(-0.59 -4.26%)

アップル<AAPL> 196.06(+2.84 +1.47%)
マイクロソフト<MSFT> 338.80(+8.08 +2.44%)
アマゾン<AMZN> 132.62(+4.37 +3.40%)
アルファベットC<GOOG> 133.75(+3.88 +2.98%)
テスラ<TSLA> 266.06(+10.35 +4.05%)
メタ・プラットフォームズ<META> 324.14(+12.43 +3.99%)
AMD<AMD> 114.01(+2.91 +2.62%)
エヌビディア<NVDA> 467.84(+8.84 +1.92%)

*PCEデフレータ(6月)21:30
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)
結果 3.0%
予想 3.0% 前回 3.8%(前年比)
結果 0.2%
予想 0.1% 前回 0.3%(コア・前月比)
結果 4.1%
予想 4.2% 前回 4.6%(コア・前年比)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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