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東京株式(大引け)=131円安と反落、日銀のYCC柔軟化決定で乱高下状態

 28日の東京株式市場で日経平均株価は反落。日銀が長短金利操作について柔軟に運用することを決定したことを受け日経平均株価は一時800円を超す急落となったが、引けにかけ下げ幅は急速に縮小する乱高下状態となった。

 大引けの日経平均株価は前日比131円93銭安の3万2759円23銭。プライム市場の売買高概算は24億5633万株。売買代金概算は5兆7000億円となった。値上がり銘柄数は757と全体の41%、値下がり銘柄数は1018、変わらずは58銘柄だった。

 この日、日銀は金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用柔軟化を決定した。長期金利の上限は0.5%程度をメドに一定の上昇を容認することを明らかにした。寄り付きからYCC柔軟化の報道で日経平均株価は下げ基調となり前場は437円安で取引を終えた。午後0時30分前に日銀が金融政策の修正を発表すると、売り方の買い戻しが入り値を戻したが、その後、再び売りが膨らみ午後1時10分過ぎには一時853円安と3万2000円割れに接近する水準まで急落した。しかし、その後、再び買いが入る目まぐるしい展開となり、引けにかけて下げ幅は急速に縮小した。自動車や商社、不動産株などが安い一方、銀行や保険株が堅調だった。為替市場でも円高が進行した。

 個別銘柄では、トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>、キヤノン<7751>が安く、アドバンテスト<6857>や信越化学工業<4063>が軟調。三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>、三井不動産<8801>、ダイキン工業<6367>、任天堂<7974>が値を下げた。オムロン<6645>やカプコン<9697>が急落した。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、第一生命ホールディングス<8750>は堅調。レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>は値を上げた。日本郵船<9101>やエーザイ<4523>、INPEX<1605>がしっかり。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年07月28日 15時56分

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