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東京株式(大引け)=18円安、中国の経済対策期待で後場下げ渋る展開に

 25日の東京株式市場は、朝方日経平均株価が高く始まったものの、その後は売り優勢でマイナス圏で推移した。ただ、後場は一貫して下げ渋る展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比18円43銭安の3万2682円51銭と小幅反落。プライム市場の売買高概算は14億4079万株、売買代金概算は3兆877億円。値上がり銘柄数は1075、対して値下がり銘柄数は685、変わらずは75銘柄だった。

 きょうの東京市場は、寄り付きは日経平均が若干高くスタートしたが、すぐに売り圧力が顕在化し下値模索の展開に変わった。前日の米国株市場ではNYダウが11日続伸と記録的な連騰をみせ、外国為替市場でも円安方向に振れたことで、東京市場でも株高の条件は揃っていたが、今週末の日銀金融政策決定会合の結果や4~6月期の企業決算本格化を前に利益確定の売りが優勢となった。ただ、下値では押し目買い需要も旺盛だった。後場後半は先物を絡め一貫して戻り足となり、大引けはプラス圏には届かなかったものの後場の高値で引け、下落率は0.1%未満にとどまった。中国政府による経済対策への期待感から、中国・上海株や香港株などアジア株が総じて高く、市場のセンチメントが改善した。値上がり銘柄数は全体の6割近くを占めている。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が高かったほか、アドバンテスト<6857>もプラス圏で引けた。ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>なども買われた。川崎汽船<9107>が上昇、INPEX<1605>も堅調。ウェルビー<6556>が値上がり率トップとなったほか、三菱自動車工業<7211>、日産自動車<7201>など自動車株の上昇が目立つ。ダブル・スコープ<6619>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>なども人気を集めた。

 半面、東京エレクトロン<8035>が冴えず、ニデック<6594>が売られた。ファーストリテイリング<9983>が軟調、SOMPOホールディングス<8630>も下落した。任天堂<7974>が値を下げ、キーエンス<6861>も売りに押された。インソース<6200>が急落、東名<4439>、じげん<3679>なども大幅安。ラクスル<4384>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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