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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4058 トヨクモ

東証G
1,744円
前日比
+19
+1.10%
PTS
1,730.1円
10:30 06/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.6 8.24 0.80 158
時価総額 192億円
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トヨクモ Research Memo(2):「簡単、シンプル、分かりやすい」法人向けのクラウドサービスを提供


■会社概要

1. 経営方針
トヨクモ<4058>は法人向けのクラウドサービスを提供するSaaS企業である。安否確認サービスやサイボウズの「kintone」に連携するクラウドサービス、日程調整が簡単に行えるグループスケジューラー等の提供を行っている。

同社はミッションとして「全ての人を非効率な仕事から解放する」ことを掲げ、企業理念は「情報サービスをとおして、世界の豊かな社会生活の実現に貢献する」ことである。同社はブームになるようなサービスの提供を目指すのではなく、企業文化となるようなサービスの提供にチャレンジし続けている。絶えず変化していく時代を先取りし、「あったらいいな」と顧客が思うよりも先に用意することでそれを実現する考えである。また、従来にないサービス着眼点、簡単な操作、シンプルな機能と分かりやすいユーザーインターフェイスで、日常的にパソコンやスマートフォンを活用していないIT初心者にとっても、安心して利用できるサービスを提供し、企業における情報化の第一歩を支援することを目指している。


サイボウズの100%子会社として設立、MBOにより独立した経営体制へ移行し、「トヨクモ」へ商号変更
2. 沿革
同社は、サイボウズが2010年8月に東京都文京区において、クラウドサービス等の新たなサービスを展開することを目的に、100%子会社としてサイボウズスタートアップス(株)として設立された。その後、両社にとって同社が独立した経営体制に移行することが有益であるとの判断により、マネジメントバイアウト(MBO)が合意され、同社は2014年3月にサイボウズの連結範囲外となり独立した経営体制へ移行した。2019年7月にはサイボウズから独立した経営体制であることをより明確にするため、商号を「トヨクモ」へ変更した。

社名の由来は、天地開闢(てんちかいびゃく)のタイミングで、雲を創り出し、農業ができるように大地に雨をもたらしたと言われる豊雲野神(とよくもののかみ)のように、全世界にクラウド(雲)を広げる希望が込められている。なお「豊雲野神」は日本最古の歴史書である古事記の上巻に登場する「豊かな雲」の意であり、雲を神格化した存在とされている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《YI》

 提供:フィスコ

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