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東京株式(大引け)=41円高、朝安後に切り返し売買代金は3兆円台乗せ

 27日の東京株式市場は朝方に売り優勢で始まったが、その後日経平均は下げ渋り、取引終盤は前日終値を上回って推移した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比41円21銭高の2万8457円68銭と反発。プライム市場の売買高概算は11億9652万株、売買代金概算は3兆66億円。値上がり銘柄数は1037、対して値下がり銘柄数は712、変わらずは86銘柄だった。

 きょうの東京市場は取引開始時点ではリスク回避ムードが強かった。前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて安かったほか、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反発したものの、NYダウは200ドルあまりの下げで続落した。米地銀の経営難を背景とした金融不安がくすぶっており、東京市場も買いを入れにくいタイミングにあった。あす発表される日銀の金融政策決定会合の結果と植田日銀総裁の記者会見を前に様子見ムードも拭えない。しかし、企業の決算発表が本格化するなか、好決算銘柄を物色する動きや内需の消費関連株を物色する動きが全体を支えた。堅調な値動きを示す米株価指数先物を横目に後場に入ってプラスに転じた。売買代金はかろうじて3兆円台に乗せた。これは3月末以来約1カ月ぶりとなる。値上がり銘柄数は1000に乗せ全体の57%を占めた。

 個別では、ソニーグループ<6758>が高く、キヤノン<7751>も上昇した。デンソー<6902>が高く、シマノ<7309>も反発。ファナック<6954>も堅調だった。愛三工業<7283>が値上がり率トップに買われ、東海理化電機製作所<6995>、山洋電気<6516>が急伸、野村マイクロ・サイエンス<6254>も値を飛ばした。いなげや<8182>、フィード・ワン<2060>も大幅高。小糸製作所<7276>も物色人気に。

 半面、レーザーテック<6920>が下げ止まらず、アドバンテスト<6857>は急落、ディスコ<6146>も冴えない展開となるなど半導体製造装置の主力株は総じて軟調。また、そーせいグループ<4565>が売られた。野村ホールディングス<8604>など証券株が安く、インフォコム<4348>、マブチモーター<6592>なども大きく値を下げた。信越ポリマー<7970>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

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