株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
38,923.03
前日比
+435.13
+1.13%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
米ドル/円
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

株価指数先物【引け後コメント】 配当再投資に伴う需給にらんだロングに、ソフトバンクGのインパクト加わる


大阪6月限
日経225先物 27590 +300 (+1.09%)
TOPIX先物 1970.5 +23.5 (+1.20%)

 日経225先物(6月限)は、前日比300円高の2万7590円で取引を終了。寄り付きは2万7280円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7230円)を上回り、ナイトセッションから下落幅を縮めて始まった。開始直後に付けた2万7260円を安値に切り返すと、前場中盤には上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線水準を突破。前場終盤にかけて戻り売りに押される場面も見られたが、25日線水準での底堅さが見られた。後場は抵抗線突破によるショートカバーを交えた強いリバウンドのなか、配当再投資に伴う需給をにらんだロングの動きが強まった。終盤にかけて上げ幅を広げており、一時2万7610円まで買われた。

 本日は配当再投資に伴う特殊要因に加えて、組織再編を発表したアリババ<BABA>が大きく買われるなか、6%を超す上昇をみせたソフトバンクグループ <9984> [東証P]が日経平均株価をけん引する格好となった。これが支援材料となり、日経225先物は抵抗線として意識されていた25日線を突破し、その後も同線を上回って推移し、ショートカバーを誘う動きを見せた。

 NT倍率は先物中心限月で14.00倍だった。一時13.98倍まで低下する場面も見られたが、13.98~14.02倍での狭い値動きであり、配当再投資に伴う需給要因によりTOPIX優位ではあったものの、ソフトバンクグループの強い値動きがNTショートによるスプレッド狙いを手掛けづらくさせていた。

 明日も配当再投資に伴う需給が発生すると観測されている。金額が大きいことから2日に分けて再投資するようである。明日は配当落ちに伴い、日経平均は先物にサヤ寄せする格好となる。香港市場でアリババは12%を超える上昇で推移しているものの、朝方からは上げ幅を縮めている。ソフトバンクグループの反動も想定され、明日はNTショートが入りやすいとみられる。

 グローベックスの主要な株価指数先物はプラス圏で推移し、若干ながらナスダック100先物の強さが目立っている。米国市場でリバランスの動きが一巡したとなれば、NT倍率は低下しづらくなる。配当再投資に伴う需給通過後をにらんだ、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせる可能性もありそうだ。

 手口面では、日経225先物はauカブコムが1100枚、日産が850枚、楽天が710枚、SBIが630枚、松井が510枚程度の売り越しに対して、BofAが1280枚、JPモルガンが990枚、ドイツが580枚、ソジェンが510枚、ABNアムロが480枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが6930枚、ソジェンが4370枚、BofAが2020枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが7060枚、みずほが5580枚、野村が1410枚程度の買い越しだった。


⇒⇒最高10万円が当たる! 「個人投資家大調査」を実施中

⇒⇒「株探」では、ただいま「個人投資家大調査-2023」を実施しています。
⇒⇒アンケートにご回答いただいた方から、抽選で「QUOカード」を1名の方に10万円分、1名の方に7万円分、33名の方に1万円分を差し上げます。
⇒⇒アンケートは4月2日午後6時までの予定ですが、回答数の状況で、予定より前に終了することもあります。お早めに、ご回答をお願い致します。

⇒⇒アンケートのご回答はこちらからお願いします。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均