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株価指数先物【引け後コメント】 ナイトセッションで2万7500円を回復、権利行使価格2万7500円~2万7875円のレンジを意識も


大阪3月限
日経225先物 27410 +30 (+0.10%)
TOPIX先物 1990.0 +7.5 (+0.37%)

 日経225先物(3月限)は、前日比30円高の2万7410円で取引を終了。寄り付きは2万7310円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7330円)にサヤ寄せする形で売りが先行した。2万7290円まで下げた後は買い戻しが優勢となり、前場終盤にかけて25日移動平均線を突破すると、一時2万7460円まで買われ、先週末につけた戻り高値(2万7450円)を更新する場面も見られた。ただし、買い一巡後はこう着感の強い相場展開となり、後場は概ね2万7380円~2万7420円辺りの狭いレンジで推移。引け間際にショートカバーと見られる動きで2万7450円を付けたものの、前場の高値には届かなかった。

 日経225先物は、米株安の流れを受けて売りが先行する格好となったが、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など値がさ半導体株の弱い値動きが重荷となった一方で、ファナック <6954> [東証P]が日経平均型を支える格好だった。また、相対的にTOPIX型優位のなか、東証33業種のうち27セクターが上昇しており、相場全体の底堅さにつながったようだ。

 なお、日経225先物は75日線が支持線として機能する一方で、25日線に上値を抑えられる形状を見せている。ただし、25日線は切り上がりを見せており、ナイトセッションでは2万7450円辺りまで切り上がってきた。また、ナイトセッションで一時2万7500円まで買われており、25日線辺りでの底堅さがみられるようだと、オプション権利行使価格の2万7500円~2万7875円のレンジが意識されてくる可能性がありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.77倍に低下した。先週末のリバランスの反動であり、NTショートのポジションを積極的に傾けた動きではないだろう。TOPIX先物は2000ポイント回復が意識されているため、引き続きNTショートに振れやすいとみられるが、日経225先物の足もとでの価格帯別出来高では2万7250円~2万7500円水準で出来高が積み上がっているため、2万7500円を明確に突破してくるようだと需給が改善する可能性も考えられ、ショートカバーが強まりやすく、ややNTロングに向かいやすい面がありそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが740枚、BofAが510枚、SBIが360枚程度の売り越しに対して、ドイツが840枚、シティが710枚、JPモルガンが300枚、BNPパリバが240枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はシティが1990枚、みずほが840枚、大和が360枚、BNPパリバ350枚程度の売り越しに対して、ソジェンが1310枚、ドイツが1200枚、バークレイズが500枚、ゴールドマンが440枚程度の買い越しだった。

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