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東京株式(大引け)=29円安、小幅反落も値上がり銘柄数が3分の2を占める

 27日の東京株式市場は、前週末の米株安を受け朝方は売りが先行し日経平均株価は下値を試す動きとなったが、その後は押し目買いで下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比29円52銭安の2万7423円96銭と小幅反落。プライム市場の売買高概算は9億8859万株、売買代金概算は2兆2986億円。値上がり銘柄数は1211、対して値下がり銘柄数は555、変わらずは66銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方はリスク回避ムードが強かった。前週末の欧州株が総じて安かったほか、米国株市場でもNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大幅下落した。米国では発表された経済指標がコンセンサスを上回る強い内容で、FRBの金融引き締め策が長期化することへの警戒感が売りを誘っている。米長期金利が4%近くまで上昇したことで、東京市場でもグロース(成長)株に中心に逆風が強まった。半導体関連株の利食いが目立つ。ただ、為替市場では日米金利差拡大を背景に1ドル=136円台まで円安が進み、これが全体相場の下支え材料となった。日経平均は安かったものの、値上がり銘柄数は1200を上回り全体の66%を占めている。なお、TOPIXは小幅ながら高く引けた。売買代金は2兆2000億円台と低調だった。

 個別では、日本製鉄<5401>が商いを伴い上昇し、日本郵船<9101>も堅調。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも値を上げた。キーエンス<6861>、ファナック<6954>も高い。アサヒグループホールディングス<2502>が堅調、オリックス<8591>も買いが優勢だった。アイル<3854>が一時ストップ高を演じ、スターティアホールディングス<3393>、アジアパイルホールディングス<5288>なども大幅高。中山製鋼所<5408>、三協立山<5932>なども値を飛ばした。

 半面、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>も売られるなど半導体製造装置関連に下げるものが目立つ。ソフトバンクグループ<9984>も終始売りが優勢だった。任天堂<7974>、三菱商事<8058>が冴えず、味の素<2802>も下落した。M&Aキャピタルパートナーズ<6080>、マネジメントソリューションズ<7033>が急落、DDホールディングス<3073>、リソー教育<4714>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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