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株価指数先物【昼のコメント】 米株高を背景に自律反発も、半導体株の弱さが重荷に


 日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の2万6130円(+0.57%)前後で推移。寄り付きは2万6190円と、買い先行で始まったものの、シカゴ日経平均先物清算値(2万6270円)には届かなかった。その後、2万6280円まで上げ幅を広げたが戻りは鈍く、前場半ばには2万6060円まで上げ幅を縮める場面もあった。ただし、2万6000円に接近する局面ではリバウンドを狙ったロングも入り、終盤にかけては2万6100円辺りでのこう着だった。

 日経225先物は米国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好で買い先行で始まり、その後のこう着は想定内である。ただし、米国の半導体株主導の上昇に対する反応は限定的だった。円相場は1ドル=132円台と朝方から円高に振れて推移している影響があったとみられるが、東京エレクトロン <8035> [東証P]が買い一巡後に下げに転じており、手掛けづらくさせているようだ。また、NT倍率は先物中心限月で一時13.80倍まで上昇する場面も見られたが、その後は前日の水準まで低下しており、NTショートの巻き戻しは強まっていない。

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