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株価指数先物【引け後コメント】 いったんは調整一巡も、リスク取れずヘッジを考慮したポジションが中心


大阪3月限
日経225先物 25980 -250 (-0.95%)
TOPIX先物 1887.5 -15.5 (-0.81%)

 日経225先物(3月限)は前日比250円安の2万5980円で取引を終了。寄り付きは2万6030円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6030円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万6090円まで下落幅を縮めたが、戻りは鈍く、2万6000円~2万6030円辺りでの攻防が続くなか、前場半ばに2万6000円を割り込み、ランチタイムでは2万5890円まで下落幅を広げた。節目の2万6000円を割り込んだことで、後場は短期筋の買い戻しとみられる動きもあり、2万6000円水準でのこう着が継続した。

 日経225先物は節目の2万6000円を割り込み、ボリンジャーバンドの-2σ水準までの調整によって、短期的には調整一巡感が意識される可能性がある。ただし、中国で新型コロナウイルス感染症が拡大しており、「ゼロコロナ」政策終了は世界中での感染拡大につながるとして不安視されている。値頃感からのロングは入りづらく、リバウンド機運は高まらないだろう。そのため、自律反発を狙ったスキャルピングの商いは想定されるものの、ポジションをロングに傾けてくる動きは期待できない。

 現在のチャート形状としては、10月3日につけた安値の2万5530円(ナイトセッションを含む)が射程に入っている。まずは、2万6000円水準での底固めを意識しつつ、オプション権利行使価格の2万5500円~2万6500円辺りのレンジは想定しておく必要がありそうだ。また、ポジションは傾けづらいなか、ヘッジを考慮したポジションが中心になると考えられ、NTショートによるスプレッド狙いのスタンスを想定しておきたい。

 手口面では、日経225先物はゴールドマンが830枚、JPモルガンが8100枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが254枚程度の買い越しだった。買い方は裁定解消(現物売り・先物買い)に伴うトレードをみられる。TOPIX先物はゴールドマンが2100枚、モルガンSが1500枚程度の売り越しに対して、BNPパリバが1510枚、みずほが1320枚程度の買い越しであり、BNPパリバについては裁定解消とみられる。

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