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東京株式(大引け)=246円安、リスクオフの流れ継続も後場は下げ渋る

 29日の東京株式市場は、前日の欧米株安を受けて主力株を中心に幅広く売りが先行、日経平均は一時2万6000円台を割り込む場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比246円83銭安の2万6093円67銭と続落。プライム市場の売買高概算は10億2178万株、売買代金概算は2兆3178億円。値上がり銘柄数は938、対して値下がり銘柄数は818、変わらずは78銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方からリスクオフの流れが意識された。前日の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場では米10年債利回りの上昇を嫌気してハイテク株や景気敏感株を中心に売りがかさみ、ナスダック総合株価指数は年初来安値をつけた。これを受けて、東京市場も売買代金上位の主力銘柄を中心に売りに押される地合いを強いられた。中国で新型コロナウイルス感染者数が急増していることもセンチメントを冷やしている。日経平均は前引け時点では340円あまりの下落で2万6000円台を割り込んだ。しかし、後場はリバウンド狙いの押し目買いが観測され、先物主導のインデックス買いも寄与して下げ渋っている。結局、日経平均は配当権利落ち分を差し引いた実質ベースで200円あまりの下げとなったが、個別株は値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、全体の過半を占めた。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。東京エレクトロン<8035>や信越化学工業<4063>なども売りが優勢だった。配当権利落ちのJT<2914>が安く、日本郵船<9101>、商船三井<9104>も下値を探った。オリエンタルランド<4661>、三菱商事<8058>なども軟調。クスリのアオキホールディングス<3549>が急落、ノーリツ鋼機<7744>も大幅安となった。

 半面、レーザーテック<6920>が朝安後に切り返し、キーエンス<6861>も高く引けた。gumi<3903>は商いを膨らませ値を飛ばした。ジェイテックコーポレーション<3446>が値上がり率トップに買われ、マルマエ<6264>も大幅高、ペッパーフードサービス<3053>、三陽商会<8011>も急伸。コーエーテクモホールディングス<3635>が物色人気となり、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も大きく水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年12月29日 15時53分

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