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ダウ平均は小幅安での推移が続く=米国株後半

NY株式31日(NY時間15:47)
ダウ平均   32794.71(-67.09 -0.20%)
ナスダック   11009.30(-93.15 -0.84%)
CME日経平均先物 27540(大証終比:-10 -0.04%)

 NY時間の終盤に入って、ダウ平均は小幅安での推移が続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は7日ぶりに反落。明日からのFOMCを控え、また10月末ということもあり、このところの急速な買い戻しも一服している模様。先週まではFRBが利上げペースを緩めるのではとの期待が広がっていたが、週末にはその期待を後退させるような報道も流れていた。

 ただ、今月のダウ平均は14%上昇し、1976年以来の最高の月となる。主要企業の決算はまちまちで、成長鈍化や大手IT・ハイテクの失望的な決算も発表されたが、株価指数は上昇を続けた。FRBへの期待が値ごろ感の出ている銘柄中心に買い戻しを誘発していた模様。

 今回のFOMCは0.75%ポイントの利上げが確実視されているが、そのこと自体は十分織り込み済み。注目はパウエル議長が利上げペースについてどういった言及をして来るか注目される。市場でも前回のタカ派姿勢を堅持するとの見方の一方、タカ派姿勢は堅持するものの、近い将来の利上げペース減速を示唆するのではとの期待もあるようだ。

 アップル<AAPL>や半導体関連株が軟調。アイフォーンの組み立てを行っている台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)の鄭州工場で感染拡大が再燃しており、混乱を回避するために代替拠点での生産を増強する可能性があると発表したことが嫌気されている。

 ラスベガスサンズ<LVS>やウィン・リゾーツ<WYNN>などカジノ株が上昇。中国の国家出入国管理局によると、中国本土の住民が11月1日からマカオへの電子旅行許可証を申請が可能になると発表した。

 Y-マブス・セラピューティクス<YMAB>が急落。同社のがん治療薬「オンバータマブ」がFDAの諮問委員会から承認を得られなかったことが嫌気されている。

 アパレルのヘインズブランズ<HBI>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価も従来の13ドルから5ドルに引き下げた。

 メディア大手のパラマウント・グローバル<PARA>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も従来の19ドルから13ドルに引き下げた。

Y-マブス<YMAB> 3.64(-5.30 -59.29%)
ヘインズブランズ<HBI> 6.83(-0.38 -5.21%)
パラマウント<PARA> 18.33(-0.69 -3.63%)

ウィン・リゾーツ<WYNN> 64.39(+6.09 +10.44%)
ラスベガス・サンズ<LVS> 38.26(+1.17 +3.14%)
メルコ<MLCO> 5.54(+0.22 +4.04%)

アップル<AAPL> 153.26(-2.48 -1.59%)
マイクロソフト<MSFT> 232.80(-3.08 -1.30%)
アマゾン<AMZN> 102.34(-1.07 -1.03%)
アルファベットC<GOOG> 94.97(-1.62 -1.67%)
テスラ<TSLA> 228.58(+0.06 +0.03%)
メタ・プラットフォームズ<META> 93.70(-5.50 -5.54%)
AMD<AMD> 60.15(-1.87 -3.01%)
エヌビディア<NVDA> 135.31(-3.03 -2.19%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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