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株価指数先物【引け後コメント】 売り優勢のなか、2万7000円での底堅さが見られる


大阪12月限
日経225先物 27010 -290 (-1.06%)
TOPIX先物 1886.5 -17.5 (-0.91%)

 日経225先物(12月限)は前日比290円安の2万7010円で取引を終了。寄り付きは2万7070円と、シカゴ日経平均先物(2万7075円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後2万7000円を下回り、一時2万6960円まで下げ幅を広げた。ただし、ナイトセッションでつけた安値2万6930円を割り込まなかったため、ショートカバー優勢の流れとなるなか、ランチタイムで2万7270円まで下落幅を縮める場面があった。後場に入ると、香港ハンセン指数が3%を超える下落となるなか、終盤にかけて再び下落幅を広げ、2万7010円で取引を終えた。

 日経225先物は後場に入り弱い値動きとはなったが、2万7000円水準で下げ止まる格好だった。ハンセン指数の弱い値動きに加えて、引けにTOPIXのリバランス需給が発生する影響もあったと見られる。なお、TOPIXのリバランス需給通過によって、ナイトセッションでは小幅ながらプラス圏で推移している。

 グローベックスの米株先物は、NYダウ先物が100ドル安、ナスダック100先物は1%ほど下落して推移している。アマゾン・ドット・コム<AMZN>の時間外での下落が影響していると見られ、この動きは東京市場で織り込まれているだろう。そのため、28日の米国市場でこれを織り込み、翌週の11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、買い戻しが入る可能性に期待しておきたいところである。

 また、本日はファーストリテイリング <9983> [東証P]、ファナック <6954> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]の下落が日経平均株価の重荷となった。ファナックは決算内容を嫌気した格好だが、売り一巡後は下落幅を縮め、陽線で終えていた。その他の銘柄もトレンドを崩している動きはなく、リバランスに伴う買い戻しは継続しているようだ。

 日経225先物は2万7000円での底堅さが見られるなか、引き続き75日移動平均線水準を意識しておきたい。NT倍率は先物中心限月で終値は14.31倍と小幅に低下した。一時14.25倍まで低下する場面も見られたが、その後は下落幅を縮めており、終値では75日線を上回った。楽観は禁物だろうが、来週のFOMC後には一段とリバランスに伴う日経平均型優位の流れに向かう可能性はあると考えられる。調整局面ではその後の上昇を想定したNTロングのポジションを取りたいところである。

 手口面では、日経225先物はJPモルガンが860枚、バークレイズが560枚、野村が480枚程度の売り越しに対して、三菱UFJが900枚、ソジェンが750枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが3600枚、みずほが2210枚、BofAは1640枚程度の売り越しに対して、ソジェンが4610枚、ABNアムロが1570枚、ゴールドマンが1470枚程度の買い越しだった。

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